田舎暮らし

そうめんかぼちゃ 24時間戦えますか? 俺は時計を外さない・・・田舎における農業者のコミュニケーションは難解

6月1そうめんかぼちゃ
今日の写真 そうめんかぼちゃに実がついてきた・・・・きゅうりも初出荷 ピーマン第1実が来週から始まる どんどん夏の野菜が出てくる でも 今年はズッキーニ君の調子が悪い メインのダイナーが出来てこない うーむ・・・茄子前の大事な野菜なのだけどね・・・・そうめんかぼちゃ 来週の野菜試食会に間に合わないか・・・

 24時間戦えますか? というキャッチコピーはたしか バブル全盛時代 時任三郎がやっていたCMだったか・・・50になり 年々自分の中で テンションが上がっていくのを感じる てことで ここ最近は 畑から帰ってきて 服を洗濯機に投げ込み 時計を外してとやってたけども 寝ているときも含めて時計をすることにしている 
そう 文字通り24時間戦闘態勢を課していくつもりだ・・・・てことで・・・ そう ようやく若いころに 自分は何者なのか? といったことで 苦しみもがいていろんなところに行きいろんなことをやったわけだけども 今 頭の中に思い描いたことにわりと近いところまで来た様に思う・・・・誰でもそうだろうけど 若い時代 (俺はこんなところでこんなことをしている場合じゃないんだ!) 誰でも通る道なのさ そう 残念だけども たとえその場所が自分には似合わない場所だとしても 実際にはそこを通り抜けなければ次はない それが真実だ だからこそ そこで踏ん張るしかない 目の前の1ミリをこなすことができなければ 数キロ先の10メートルは見えてこない そんな当たり前のことに気づくのに どれだけの人が時間を無駄にするだろう(僕もいろんなものをどぶに捨ててきたさ) 自分の持てるものと持てない物 できることとできないこと それらを何の期待もなく冷静に見ることができればおのずと行く道は決まる この歳になり 今や自分などに何の期待もない 自分の持てる武器はせいぜいひとつかふたつ・・・あとは それを全力で振り回すだけだ それでもって行けるところまで行くだけのこと・・・・

 (田舎における農業者のコミュニケーションはかなり難解)・・今朝わりと早い時間に携帯が鳴る 出るとC畑の隣の人だった どうやら 僕が敷いた太陽熱マルチがちょっとそちら側にはみ出していて トラクターかけるのに邪魔だとのこと・・・・思わず謝って すぐに対処する(実際は何かをふがふが言っているのだけどもよく聞き取れない) そうそう このC畑の隣の人は 畑の敷居に敏感な人だったと思い出す・・・先日のこと ある畑で専属スタッフYさんと仕事をしていると かなり離れたところの農道の近くで草取りをしている地主さんを見かける Yさんに尋ねる あれは何をしているんだと思う? 道端の草とりですか? 違う・・・僕を待っているんだ それが答え・・・・そう その隣の地主さんは 農道の草むしりをしながら 離れたところで作業をしている僕が目の前を通るのを待っているわけです・・・つまり かなり離れたところでその姿を見かけたら その姿から何かを感じ取らねばならないのです そして その地主さんがどういう人だったか その傾向と対策を頭に入れてどういう方法でコミュニケーションを取る人なのか・・・・それが大事なのです 案の定 その人の前を通ると顔を上げて 手を挙げて話があったようだ・・・
 この世界に入って 20年あまり・・・僕は田舎で畑をやってきたけど そうしたことができるようになるまでずいぶんと時間がかかりました 田舎の農業者は 腹で思っていることを決して口にはしない むしろ 逆の意味を口にする なので 褒め言葉には注意が必要だ でも 外に出て働いた経験のある人は 普通に話ができるので そのときはほっとする 僕が畑をやっている関連企業(もとい) 関連する 農業者 そして 地主さん 100人はいないけども 僕は密かに ゴルゴ13 とか 越後屋 とか あだ名をつけて しっかりと間違えないようにアプローチをすることにしている(別に背後に立たないとか 付け届けの饅頭の下に小判忍ばすとかじゃないよ) でも 間違えてほしくないのは いわゆる都市に普通にいる 悪い人 というのは 一人もいません みなさんたしかに話の最中には奇声が混じって聞き取りにくいけど 癖はあるけど 悪意 というのはほとんどないのです でも 何がポイントで怒り出すのかは 今でもさっぱりわからなかったりもします・・・
 僕もいつか 歳を取って 若いスタッフから (うちの農園主さん さっきから何を怒ってんですかね?) とか ひそひそ言われることでしょうな・・・・(間髪入れずさつま貯蔵穴に投げこんでやるさ)

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