田舎暮らし

成田の農家は半分になるそうな・・・でも金は回ってこない 九州の雨・・・どうせ最後は土くれさ

6月28成田市農業
今日の写真 今度 行政主催のこの地元地区の農業者の集まりというか会議がある その際の成田市の農業の資料・・・2010年~2020年 この10年間でおよそ 半分の農家が辞めるそうな・・・・ひえー!2010年には3000戸いた農家は2020年には1700戸になるそうな・・・凄いペースですな・・・あと 10年 20年したら農家はいなくなる数字で まあ 予想通りというか ちまたで言われているデータと一致しております ここ成田は 北総台地と呼ばれる さつまいもや落花生の専業農家がヘクタール単位でごろごろいる農業が盛んな地域ですが それでもこの現状に 行政もなんとかしないと ということで 今回会議があるそうなのですがね・・・いやいや新規就農して8haやっている 当農園に資金を提供してくれよ まだまだ増やすぜ と思っているわけですがね 飲食展開もまだまだやりますが 資金提供してくださいよ と 言ったら 行政は金貸してくれるんですかね? いったいどこに農業予算は消えているんでしょうか? (本当に必要なところには金は回らない)・・・これ 昔 高校の化学の授業で習った気がするのは気のせいでしょうか?

 九州が雨で大変なことになっている このブログでも何度も書いているけど 僕は昔 九州・大分に住んでいたことがある まだ 農業研修に行く前に 自給自足的な世界に憧れを抱いて 本当の過疎の村に移住した・・・もちろん 半年で撤退 僕の最初の失敗になったわけだけども・・・その時に思ったのは 九州の自然は過酷だということだ 梅雨の今の時期の雨粒は本州とは比べ物にならないぐらいでかい そして いきなりどばどば降ってくる・・夏暑くて冬は寒い(そう意外に場所によって寒いのですよ大分でしたが・・) ムカデが畳の上にわさわさ乗ってくるけど 尋常じゃない大きさだし 自然が むき出しで襲ってくる感じがして 結局 九州での就農やらはあきらめて撤退したのが 20年前の話・・・・今回本当に被害に遭われた方には お悔やみを申し上げます・・・

 今年僕は12月で 52歳になります・・・・そして 思うことは 時間がないな ということです 70まで現役で生きたとして 残り18年・・・有機農業というのは 普通の仕事と違い 1年という単位が基本になります 一年で一歩しか前に進みません 頭の中にある 理想とする農園にどこまで行けるのか? そこまでには 莫大な金と時間と労力が求められます そして 生き残る事・・・・時代はどんどん進んで 僕が研修を受けていた時代に 有機農業としての常識があったとすれば ほぼすべて 変わりました 今僕がやっていることで 20年前にやっていたことをそのままやっていることは何もありません・・・・半紙一枚を重ねていく今の暮らしの延長でもって 自分が生きている間にどこまで辿り着けるのか・・・今の僕にはそれしか関心がありません 正直 世の中の大半のことは僕とは関係がありません そして そこに至った境地というか心持になったことは 本当に良かったと思います 自分にとって 本当に何が大事で 何が必要のないことなのか 何のために生まれてきて自分に求められていることはなんで 何をなすべきなのか・・・52歳になって はっきりしたことで 良かったと思っています 同時に どんなことがあってもしがみついて一歩でも近づけてやろうと思っています・・・
 先のデータにあるように 日本の農業は間違いなく 滅びるでしょうが 僕は自分なりに答えを出したいと思っています もちろん 世間的に見ればほとんど何の意味もない仕事と写るでしょうが それもよく理解しているつもりです 百姓として生きて 死ぬ人生に今回はなるようです 最後の瞬間には ここまでだったかあ!でもまあ まずまずやったんじゃないかな と思えるようになるまで もちろん これから がんがん命を削りまっせ
どうせ 最後は土くれになるのですよ 何も気にすることはないのさ・・・百姓万歳!

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