ネイティブ・アメリカン

人参の発芽に必要なものは水分と・・・タンカレー→カンパリ→チンザノ そして夏はサンダンスと祈り

7月28人参発芽
今日の写真 このところの梅雨かのような天候で 秋人参の発芽が揃う これから後半戦に向う・・・人参の発芽に必要なのは水分 何はなくとも水分なのは常識だけども 最後の一押しは何か? それは 百姓の祈り・・・・
(当農園の場合は 朝に夜に 専属スタッフYさんと人参の畑の周囲を走り回りながら踊る ということをしております くわを右手に左手に人参持って・・・参加希望の方はご一緒にどうぞ・・・)

 こんな暑苦しい夜には ひなびた路地裏にある 間接照明だけのBARに昔はよく一人で行ったものだ・・・・重い扉を開けて チラッとしかこちらに目線を投げない寡黙なバーテンが迎えてくれる 一番端っこの席に座って ジントニックからスタートする・・・ジンと言えば 普通は ビーフィーターだけどもお気に入りはタンカレー かちわり氷がたっぷりと入ったゾンビグラスにライムをぎゅっと搾ってもらって まだ トニックがしゅばしゅば音を立てているそばから ぐいぐい飲んでまずは喉の渇きを潤す だいたい1杯目は二口ですぐにお代わりをもらう ・・・2杯目は味わいながら ゆっくり飲んでタンカレーのキレを味わう・・・・次は カンパリのロックをレモンで舐めると 少しの酩酊がやってくる 脳の中心にある部分が麻痺するのを感じながら 最後はお冷をもらいながら チンザノのビアンコで締める・・・そのころには すっかりと夜も更けて 暗い路地裏を一人麻痺した頭を抱えながら帰る 夜の街には だめ人間の逃げ場所がある 言い訳や愚痴や不満やあらゆるネガティブなものを吸い上げながら 優しく肩を抱いてくれる・・・・僕はかつて そうしたところにいた それは居心地がいいところだけども まさに おとぎ話のように ある日その魔法は解ける そのときには どれだけつらくても そこから出なくてはならない・・・どんな思い出がそこに詰まっていようとも 仲間をすべて置き去りにして そこから出て行くんだ・・・・そして 僕は 太陽のあたる表の世界に戻ってきた・・・28歳の時でした・・・今でも 一杯目のジントニックの喉を潤す瞬間は覚えている 

 てことで 夏の暑さと言えば サンダンス・・・・今日 古い仲間のサンダンサーから電話があった これから カナダへ飛ぶそうな そうか これから あの砂漠へ行って 踊るんだ 気をつけて・・・
人の持つものの中で最も強く そして 唯一のもの それが 祈り シュタイナー曰く 地球上にある 目に見える 4つの階層 鉱物界 植物界 動物界 そして 人間界 先の3層は 別のアプローチを持っている 人間には 知性やら思考やらいろんなものがあるのだけども 一番のものは 祈り・・・・思考や論理ではない
 すべてをあきらめ すべてを許し 絶望の後に残るものが 祈り・・・とすれば 希望の先にあるものではないように 僕には思えるんだ昔から・・・そんな前向きなものだとはとても思えない 最初から 暗闇の中にじっと横たわっているみたいに思えるんだ あの昔行ったBARのひなびた路地裏のようにね・・・・輪廻転生

 

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