昔の話~農業に至った経緯

冬の空と畑 お客様!今年も大変御世話になりました!クリスマスの歌の思い出

今日の写真 冬の空と畑 今朝は寒さが厳しかった・・・この寒い寒い季節はつらいだけかというとそうでもない 空気がうまい そして 空の青さと突き抜け方がいい 夏の空はあなた 照りつける太陽でもって 上に首を上げたくなりませんよね 対して 冬の空は いつまで見上げていてもいいものです 白い息が霧状になって 頬が冷たくなるのも好きです そう 野菜の育ちは夏がいいのかもですが 畑そのものを感じるのは 冬がいいのですね・・・こうして 冬の畑を眺めていると 心はどこまでも 澄んでいくのがわかりますよ(まさか俺の心がか?)

年末が近くなり お客様からお野菜の変更やら連絡事項がたくさん入る ああ! 今年ももうそんな時期か・・・と思う (今年も大変御世話になりました!) そう 必ずメールの末にはそう書くわけだけども 僕が食べていけるのは 一般消費者のおかげなどではない 断じてない お野菜を買っていただいている 特定の あくまでも特定のお客様が僕を食わせているのです これ 考えようによっては とても怖いことなのです・・・たぶん すべての自営業者がそうだとは言いませんが 僕のような 小規模(いやミクロ圏いやナノ圏)な商いで すべて自前の顧客という場合 みんながいなくなったらどうしよう? などと 夜 床に入って考え始めたらば もう どうしようもありません・・・じわりと手のひらに汗がにじんできたらば もうどれだけ疲れていても眠れません・・・たまに そうしたプレッシャーがふと襲ってくることがありますが 20年やっていても やはり そこは 常に謙虚でなければなりません・・・年末のこの時期に改めて お客様への感謝をこの場を借りて 申し上げたいと思います・・・・いつもありがとうございます!

よく考えればクリスマスが近いですな・・・50を超えてクリスマスもなにもありませんが 僕が一番クリスマスで覚えているのは 20歳になったばかりの頃です 毎日 予備校に通っていました 田舎から電車に乗って約2時間 いやはや よくぞ通ったものです 朝早くに起きて電車に乗り 夜は自習室にて勉強して遅く帰る そして 電車の中でも単語帳をめくったものです そのころは まだ ウオークマンなるものがあって(たしかソニー!だよね)毎日カセットテープで聴いておりました 1985年の冬 山下達郎のあの歌が出たばかりのころで なんて素敵な歌なんだろうと思っていました 当時は 12インチシングルというちょっと大きなアナログのシングル盤が全盛期で 佐野元春なども同時期にクリスマスソングを出していて そうした クリスマスソング特集なるテープを自前で作って A面B面エンドレスで聞きながら電車に揺られていました・・・・予備校があるのは 大きな都市 そこから どんどん人が降りていって 自分の降りる駅になるころには 車両もまばら・・・体を鍛えようと立って外の暗くなった夜景を見ながら聞いていた そのクリスマスの歌たちは 今でも 流れると そのわびしい人気のない 田舎へと帰っていく車両を思い出します・・・・(クリスマスなんて 楽しい思い出ある人いるのかね?むしろ そうじゃないことのほうがよく覚えているじゃないでしょうかね?歳取ったから?)

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