新規就農

ノーザンルビーまで終わる 選択肢はありますか? 僕にとっての家という問題

今日の写真 じゃがいも ノーザンルビーを植え終わりました ふー・・・男爵 とうや メークイン アンデス ほっかいこがねに この ノーザンルビー とだいたい 4分の3まで植え終わりました 今日で2月が終わりですが 2月末の目標は無理ですが 来週にはなんとかなるかな? と 思っていましたが 今日 朝からかなり雨が降りましたので(泣く)しばらく じゃがいもは延期 です ただ まあ 残りは2品種ですので なんとか ぎりぎり間にあいそうです ふー じゃがいも終わりましたらば 間髪いれずに里芋そして ヤーコンとなだれ込んでいきます 3月に入れば 待った無しの農繁期 毎日 何かの種を播き 何かの苗を畑に植えていきます ギアを上げて 明日から頑張りたいと思います・・

研修生3名がやってきて一ヶ月 20代3名で二人が農業経験がある 一人はベトナムの若者 日本語はほとんど話せない 農業研修 と一口に言っても 今は随分と違う 僕のころは 特に有機農業を教えてくれるところ なんていう情報はなかなか無かった ネットもなかったわけで そうしたところを探して 自分の足で歩いて 訪ねていって 受け入れてもらう・・・文字通り 選択肢などはなかった なので 実際に研修したところにまで辿り着くまでに2年程度時間を費やしました 今は 検索して調べればいくらでも出てくるだろう 条件などもあるのかもしれない しかして・・・起業 といった 何かをゼロから立ち上げる という経験をしている人に アンケートを取ったとして (選択肢はいくつありましたか?) と聞けば もしかして 多くの人が (いやあ なかったね・・・この道を行くしかなかったよ あのときはね・・・) と 言う人が大半ではないかと思います 実際に 日本の田舎に行って 農地を借り 新規就農で農業を始めてみればわかりますが 選択肢はほとんどありません 目の前にある ものを掴むしかありません そして 次のチャンスなどいつあるのかもわかりませんし 保証もありません もしかして 5キロ先は行き止まりなのかもしれません・・・・それが 新規就農というものです 今の豊かになった 日本人には この選択肢がない という状況に慣れている人が少ないなと思います 特に何の力も持っていない若者の中には 理由もなく 自分が選べる立場にある と思っている人が多いように思います それはかつての日本人が汗をかいて得たものであって 己の力ではないのだ ということを知っている若者は少ないと思います ゆえに 選択肢がない という状況になったときの対処がうまくない どうしたらいいのかがわからない というように僕には写ります・・・20年やってきて 今の僕にはどれだけの選択肢が残っているだろう? と考えても いやあ 一個あればいいんでない?としか思えませんなあ・・・まじで・・・(ほんとに一個あるのか?あ?)

さて 家をどうしましょうか? どこかの土地を買い そこに家を建てますか? となったときに その人の人生観のようなものが出ますわな・・・正直 キャンピングカーを購入して 畑の横で暮らせばいいんでない? というのが 僕の基本的な20代のころからの生活指針の一環ですが 驚く事なかれ 妻帯者となった50代でも 実はあまり変わってはおりません・・・なんと恐ろしいことでしょうか・・・結局のところ どこから見てもちゃんとした 大人になる ということは やはりできないようです それは やはり エベレストの登頂と同じく その頂を目指す そのための日々のトレーニングを必要とするようです なんとなく年を取っていけば ちゃんとした大人になる ということはないようなのですね いやはや・・・参りますな 今からローンを組み土地を買い家を建てたとして 30年後の80歳 その家は死後どうなるのでしょうか?嫁は実家に帰ったとして誰がその家と今の畑をやることになるのでしょう? それがわからない状態で家を建てていいのでしょうか? そもそも 50歳の自分が30年後をイメージして何かをやってもいいのでしょうか?全くわかりませんな 生きる って本当に大変ですね・・・これに比べたら じゃがいもを植えるなんてなんて簡単なことでしょうか・・・僕は何にもわかっていないんだな ということがこの家という問題ひとつ取っても丸わかりですね・・・いやはや・・・いやはや・・・・

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