有機農業

一年に一回しかない 春人参

e9218a7e.今日の写真 朝 畑に行くと 昨夜はかなり冷えた模様 きれいに霜柱が立っていたので 撮ってみた 陽があたると これが溶けて ぐちゃぐちゃになるのですね で どろんこ
遊びになってしまうのです

農業の世界に関わるようになって 8年が過ぎた たぶん 他の世界では 長いと思うだろうし それなりの 成果も出ていて 当然かもしれない でも この農業 という業界ではまだまだ 初心者の域を出ていない ようやく 百姓の入り口に立ったのかな というぐらい
 端的に言えば 春人参は 僕はまだ 8回しか体験していない その季節のその日は 一年に 一回しか巡ってこない 息の長い仕事である お米作りでも よく言われることだけど (まだ 50回しか 作ってないべー) そう 50年毎年作っても 50回の体験しかないのですね だからこそ 最近特に 感じるのは こなす 仕事では だめ ということ
 作業の腕が上がってきて こうすれば 大丈夫という勘所が見え始めると 仕事をこなす ことが できるようになる でも 毎年 気温も違えば 条件も変わってくる 自然は
唯一 変化しているからこそ 常に 完璧なバランスを保とうとする それは 少しでも自分の感覚が 鈍っていると 痛いしっぺ返しを食らうことになる 

日々の 作業は であるから 常に クリエイティブでなくては 自分の内面の感覚と常に繋がっていなくては その時に必要なものを 見落としてしまう 最近 ようやく 仕事というものを 楽しむ という感覚が少し出てきた もちろん うまくいかないことの方が多いけど それも含めて うまくいかないことが 今の学びなんだな と思えば 楽しく取り組める可能性が見えてきたように 思う たぶん 何十年 何十回 春人参を作っても満足しないだろう よーし 来年はこうやろう と また 思うことだろう でも そうやって年をとっていけたら いいんじゃないかな・・・・合掌 

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