今日の写真　はてさて・・・今日はひたすら怒涛の畑仕事　週末はカフェにかまけていて　全然畑ができておらん
誰とも会うことなく一言も話すこともなくただただ　黙々と畑に打ち込む　そう　実は僕は孤独を愛するおじさん　
一人で畑にいることも　一人で砂漠にいることも　一人で踊る事も好きなのです・・・
　写真は　太陽熱マルチを張っているところです　７月に入ったらば人参の種まきから始まるのが秋の作付けなのだけども　絶対に６月中には張っておかねばならず　本日　ぎりぎりで間に合いました　今年は太陽熱２キロはやりたい　人参　葉物類　キャベツに大根などなど　秋・冬はそれがきっちりできるかどうかが　最初の関門となります・・・

　どうでもいいのだけども・・・昨日　カフェオープン当日　営業していると店の電話が鳴る　食べろぐ　からだった　掲載うんぬんという話だったので　すべて　断る　細々とやっていくのにどこにも何にも頼らないんだ　それは　我が農園の方針でもある　しかして・・・なんと！　掲載されているんですね　断ったのに・・・そういうものなんですね
いやあ　百姓にはわかりませんな　世の中の仕組みって・・・（だめと言っても勝手に乗せてそれで何も問題にならないって凄いね　ＩＴはやりたい放題なの？むしろ感謝しなくてはいけないものなの？）

　さて　カフェ準備で電車で往復したり　出かけることが多くなった　そして　今後は毎週日曜日は店に立つ　まだまだこれからなのだけども　早くも　いろんな変化が僕の中に起きている　やはり　今まで　ひたすら家と畑　半径数キロ圏内をぐるぐるしていて一日が終わる　ということの繰り返しだったのだけども　外に出ることができて　やはり気持ちがずいぶんと楽になっている　うーむ・・・もうこうして田舎で暮らして　百姓暮らしも長くなったけども　僕はもともと　アウトローの旅人・・・どうしても　一箇所にいると煮詰まるんですな・・・なので　単純に１週間に一度　出かける用事ができて（しかもそれが遊びではなくてきちんとした仕事として）何よりだ　
　それと　やはり　飲食店は　消費者の方が目の前で僕の調理されたお野菜を食べているのを直接見れるのは素晴らしい　今までも　我が農園は直接販売しかやってこなかったけども　それをさらに上回って　目の前でじかに食べていただけるその様子を拝見して　そして　感想をいただくことができる　それは　生産者にとってこの上もなく　貴重なことだ　そして　本当にありがたい　心からそう思える・・・・農業者　生産者は　みな　この喜びを享受したほうがいいと思う　もちろん　時には痛い思いもあるだろう　でも　それも含めて　直接　消費者の方の生の感想　野菜に対する感じ方や見方を知るには絶対に店舗は素晴らしい　今まで　散々　マルシェ的なものに出てきたけども　もう　出ることはやめてしまった　正直　今回店舗で実際に食べて貰って　比べようもないほどのインパクトを感じました　そして　今日　朝から　なんだか　とても新鮮な気持ちで畑に立つ事ができました　こんな気持ちは久々でした・・・これが欲しかったのだな　そう思えました

　てことで　我が百姓農園は　店舗と畑という２足のわらじを今後展開していくことになりました　もちろん　今まで以上に大変です　そして絶対的にどちらも儲かりませんわな（いやオープンさせるだけでもうあなた！え！どないしてくれるんじゃあ！俺の金はどこへ消えていったんだあ！あ！まざーふあっ・・・・失礼いたしました）
　しかして　そんなことはもうどうでもいいのです　自分しかできないことをやっていくのです　いつの日にか　必ずどこかの地平に辿り着いて見せるさ！