コラム・百姓から見た世のつれづれ

ヒデ世界へ・・・・合法的恐喝 生き様と死に際

3月16ひで
今日の写真 大根を包んでいる新聞紙をふと見ると おお!久々に中田ヒデを見る 相変らずスリムで精悍ないでたちだ そう 数々の海外で活躍したサッカー選手の中で 人気 実力世界ナンバー1だったイタリアセリエAでローマにスクデットをもたらしたのは ヒデだった(当時ジダンのいたユベントスと最終戦で決めたゴールにはしびれた) でだ・・・・是非 ヒデには政治の世界に入って欲しい 真の意味でグローバルな視点を持っている彼には日本という国は小さすぎるのだと思う だからこそ 日本を代表して世界で活躍して欲しいと思う 日本酒を売っている場合ではないのだと思うぜ・・・

 姉の長男・・・えーと この場合親族的にはなんていうんだろう? が 30を過ぎて結婚 この度 子供が生まれたとのこと はい そうですか・・・おめでとう と久々に仕事中に電話が鳴り 気のない返事をしていると (祝い事だからな 金を送れ!)とのこと・・・・うーむ そういうことか・・・ちなみに この長男とは小学生以来会った事はない その妹にいたっては 幼稚園のときに見て以来 今は 小悪魔風ギャルにおなりに遊ばされたそうだけどもどこかで会ってもわかるわけない しかして 金を送れとのこと うーむ・・・合法的恐喝ではないかと思う(ちなみになぜか奨学金の保証人に両方とも俺がなっているらしい) 僕は 現存する日本のこうした虚礼のようなものは 今すぐ 全廃すべきという立場を取っている バレンタインデーですら 辞めたらいいのだと思っている(チョコじゃなく包丁握り締めて告白すればだいたい男はOKよ間違いないぜ) 結婚式にも葬式にも基本出ません・・・理由はって もちろん 長靴で参加できないからです・・・(TPOすらすでにどうでもよくなりつつあるな最近は)

 北野武氏が 事務所を独立するらしい 記事によると 終活の準備との事らしい・・・ああ!殿! そして 先日 現代保守思想の重鎮 西部邁氏が自ら命を絶った・・・自分らしく生きてきて何かを貫いて生きた人こそ 最後のときを自分らしく処したい と思うのは 当然なのかもしれない 僕には ひとつの忘れられない死がある 静岡で有機栽培でお茶をやっていた先輩 日本で初めて 国際基準での有機の認証を取った 有機 という言葉がまだ 死後であった その昔・・・・業界紙に名指しで 無能薬(そう能無しと公然と言われたそうな)と批判されJAからの融資もストップ 生きるか死ぬかの中で お茶を作っていた人だ 45歳でがんで亡くなる最後まで 抗がん剤を拒否して 苦しみのたうちまわって死んでいった 彼が死んだとき僕は農業の世界に入ったばかりで 衝撃を受けたけど 最後の様子を聞くうちに なんというか (ああ!昇華したんだな)と思ったのです 最後の最後で何かを突き抜けた感じがして そして 僕にメッセージを残していった気がしました・・・
 人は 何の理由もわからず この世に生まれてきて いきなりよくわからないまま 人生というゲームが始まります そして どういうわけか 最後のゴールの 死 は 選べるようになっているのですね この中途半端に与えられた権利というか選択というのか・・・生き様と死に際 この両方をうまくまとめあげることができれば もしかしたら何かを手にできるのかもしれませんな・・・・合掌 (でも殿!映画 最後まで撮ってくださいませ!)

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