さて　久々の更新　今日の写真　はてこれはどこでしょう？なああんと渋谷スクランブル交差点　正面に見えるのが１０９ですね　はい　今毎日仕事でここを通っています　表参道　青山　なども毎日巡り　ついこの前までは　畑仕事を毎日していたのがまるで嘘のよう
　で　感じることといえば　街の匂い　なんか独特の匂いなんですね　もちろん空気はうまくないけど　それとはまた違った　なんともいえない感じ　こうしてたくさんの人を見てると　今の時代の移ろいや　はやりや　いろんなものが見えてくる　こうした都会のことと有機農業のこと　一見全然違うけど　同じ日本の同じ時代のこと　空と大地が離れているように見えて　水平線の彼方には　いつか交わるように見えるがごとく　接点はあるはずだ

勤めに出たこともあり　年金　保険　といったものを自分なりに考えてみる　僕のような自営業は国民年金だけど　６０歳を過ぎて　どんな暮らしになるかなんて　今もって全然見えてこない　来年いったいどの場所にいるかも含め　暮らし自体見えてないのだから　考えるだけ無駄かもしれない　でも周囲はみんなそれなりに人生設計のようなものをしっかりやっているようだ　僕は（まじで）とても真面目な人間だと思ってるけど　はたから見れば　全くもって　むちゃくちゃなギャンブラーみたいなものなんだろう　

野菜の廃棄処分が進んでいる　白菜　大根　そしてピーマンまでも・・・　いろいろ言いたいことは山ほどあるけど　テレビの取材に答えていた　とある主婦のコメント　（捨てるぐらいならただで欲しい・・）トヨタや日産の車が大量に在庫があまっているといって　ただでくれと面と向かっていえる消費者はいないだろう　野菜も同じです

先日　セルフのガソリンを入れているとき　まさに給油口に差し込んで握っているときに携帯が鳴り　話始めて　話しながら給油口を戻し　キャップを閉め　エンジンを架けてそのまま走り出した　携帯は終わったものの何かひっかかる変な感じ　あああー　金払ってない！　あわててUターン　急ハンドルでガソリンスタンドに戻ると　すでに全国指名手配されていて　しかたなく助手席に隠してある草刈り鎌を取り出し　フロントガラス越しに　はでに警官隊との銃撃戦に・・・そんなことまで想像したけど　なんとかスタッフの方も苦笑いで済んでよかった　焦る　でも不思議なことがひとつ　このセルフスタンド　みなさん灯油とかポリタンクに普通に自分で入れて持って帰りますよね　でもレギュラー　軽油は自分で持参しポリタンクに入れてはだめなのです　なので仕方なく　セルフでないガソリンスタンドまで行って　スタッフの人に入れてもらうのです　何が違うのかわかりませんが　そうなっているのです　まか不思議

有機農業推進法という法律が成立しそうな雲行き　ああついに時代はそんなところまで・・と喜ぶのは速い　もちろんお題目として　そうした法律ができることはいいことだと思う
でも　中身を見ると　たぶん僕らのような　小さい個人の農家やグループなどのことは　対象に入らない様子　農事組合やら　新たに設立された大規模な集約農家の団体など　が補助金や助成金の対象であって　ビジネスとしてよくわからない規模のものは　対象外となりそう　そもそも有機農業は1960年代ごろ　志をもった　個人のあるいは小さいグループの先輩たちが　村八部にも屈せずほそぼそとその息吹を繋いできたものだ
　そうした先輩達が　今や　５０　60代へと差し掛かり　ようやく日の目を見ようかという時代になりそうなときに　先輩達の思いを差し置いて　さも有機農業を組み込もうとするこの動き　この時代まで繋いできたその気持をしっかり汲んで　淡々と　やっていきたいと思う　一人の百姓として・・・

畑探しは　年明けて本格的に再スタートとなる　来年はいい年になるかな・・・