今日の午前中畑に来訪者が一人 同じ農家仲間で隣町にて新規就農した同世代のIさん 新規就農といっても 農家の息子さんで農業のことはすでにベテランの域 この度お一人で畑や田んぼを始めることになった で 借りた畑はだいたい1町部ぐらいなのだけど その隣には なんと！ ２０町部一枚の荒地があるそうな・・すぐに耕作すあるわけにはいかないそうだけど まあ 凄い そのあたりもいつかは視野に入れているようだ Iさん現在はパソコンを使った在宅のお仕事でとりあえず稼いでいるが 状況的には僕と似たりよったり 尾崎の詩にもあったように 金か夢かわからない暮らしぶり
Iさんと 今後のことについていろんな話をする 野菜を作るのも大事だが やはりどう売るか が課題 今後 かなり遠い場所になるが 直売所への販売も視野に入れて 共同戦線を張れるように もっていこうという話になった そこの直売所はかなり売れるらしい 僕は今までそうした農協系のところで売ったことはないけど 無農薬とかの付加価値はつかない そして 値段が安い １００円前後の勝負となるわけで これからがんばって量を作らねばならん 宅配セットが伸び悩む中 とにかく売り先の確保が至上命題だ でも正直 そうした見た目勝負の土壌で自分の野菜が評価されることに僕は正直自信がない
でもって やはり同じ農家同士 土作りや作付けなどの話には事欠かない Iさんは炭素農法というのに取り組み始めたようだ 大変興味深く聞かせてもらう 僕が取り組むBD農法やパーマカルチャーの話にも花が咲く お互い 農家としてやっていくしかもう道がない 引くに引けない状況の中 ともすれば悲壮感さえ漂う今現在だけど 近いうちには ゆっくり昼間からお茶をすするぐらい余裕をかませるようになりたい