新規就農

新規就農への道

b5291cd9.さて 今日の写真 これは発芽して育苗中のレタス類 春野菜の育苗も本格的になってきた 今日は葉っぱの日 キャベツやらブロッコリーやらがんがん種まきをする 育苗ハウスが埋まってくる度に それは畑に植えなければならんことを意味する プレッシャーが増すわけですな ハウスの中は朝9時の時点ですでに暑い Tシャツ一枚で種まき作業をしていた 春がやってこようとしている 2月ももう半ば これからどんどん忙しくなる・・・

右腕が痛い だいたい百姓仕事をしているとどっかが常に痛かったりするわけだけど これはたぶん腱鞘炎 もちろん安静にしておけばいつか治るだろうけど 右手を使わなくては何の作業もできない つらいのは夜中に痛くて目が覚めてしまうこと ベトナム戦争でグリーンベレーの兵隊は万が一敵であるベトナム兵に捕まったとき 凄まじい拷問を受けることを想定して 痛みという感覚から自分を切り離す訓練というのがあったらしい 今の俺に最も必要なものかもしれない

 昨日 有機農家仲間と会っていろいろ話したことなどを 今日は一日いろいろ考えていた そして思うこと 新規就農というのは本当に大変だということ 畑を借りたり田舎で暮らすということですら もちろん大変なわけだけど 実はそこからが本当のスタート 畑や田んぼをやって いかに黒字にしていくのか これは会社を作るのは誰でもできるのと同じ 会社を立ち上げ いかにして事業を軌道に乗せていくのか お店を流行らせていくのか と同じで 大変なことである 今はバイトばかりやっているわけだけど 農業での売上げに比べ バイトの方がいかに楽に稼げるか まさに実感している ああ これだから農業やめちゃう農家がたくさん出るのは仕方ないなー と正直思う 僕の代わりなんていくらでもいるバイトのほうが 僕しかできない畑よりもはるかに稼げるという事実 僕はこのままバイトに追われて百姓をやっていくことになるのだろうか?という不安がもたげ始めると 自分の足元が覚束なくなってくる もし 今の僕に妻と子がいるちゃんとした家庭があったら 農業をやっているだろうか?と考えると 答えはすぐには結論は出ないかな 
 農 というものを趣味の範囲でやっていれば 問題は何もない でも 僕が思うのは趣味で 農 というものをやっていても何も解決しないということ 自給率 環境問題 食の安全性 そして田舎の過疎化 こういったあらゆる問題はすべて一点に集約される 農業の復活 そこに答えは行き着く ただ 今はそう思っていても まるで何か他人のように自分の状況をどこまでこいつはやれるのかな?という感覚で見ておもしろがっている部分もある 
 最終的にどうなるかは全くもってわからないけど どうせ人生は一回きり どこで野垂れ死んでも全然構わない やりたいことをやるだけさbaby- (決まったぜ!)

2 thoughts on “新規就農への道

  1. こんにちは!以前お世話になった沖縄の者です
    身のひきしまる思いで今日の日記 読みました

    私も今腱鞘炎気味でして、痛みが出て熱くなってる時は冷やして
    それを過ぎたら肘湯などが効果的みたいですね。判断が難しいですが。。。
    なかなか手を休める事は出来ないですが
    どうぞお大事になさって下さい

  2. ご無沙汰してます なるほど ひやしたりしてもいいんですね ご心配痛みいりますです 

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