田舎暮らし

田植え機レンタル 希望

520a5ce7.風が強いこの時期 畑にいると知らないうちに顔やいろんなところが砂ぼこリで真っ黒になる そして鼻の穴も真っ黒 シャワーを浴びながら鼻の奥まできれいに洗わないと すぐに喉がやられてしまう 
 そして 今日の写真 これは農業資材を購入している店の カウンター付近にあった宣伝看板 へー 田植え機もレンタルできるようになったようだ まさに田舎にしかないレンタル業務ですな でもこれはありがたい 『米作り』 の最大のネックは機械をどうするかだ
一反ぐらいなら なんとか数人集まれば一日かけて手で苗を植えたりできるけど それ以上になると お手上げ 日本の米農家の多くがこの機械の償却ができなくて 米作りをやめていく 米の値段がどんどん下がっていき 借金が返せなくなるわけだ 
 なんせ 米作りは 田植え機は一年に使うのは 1週間ぐらい 収穫のコンバインも同じく 1~2週間 たったそれだけのために 何百万~千万単位も先行投資が必要だ
当然 僕のような新規就農者では おいそれとは手が出せるわけもない その意味で おくしたレンタルで借りれるのはありがたい これだと 都会に住む人でもやる気あれば お米作れる可能性あるね 

 最近とても思うことのひとつ できるだけ美しいものを見たり聞いたり触れていたりしたい この年になって なぜ人が生きていくのに 小説 詩 絵画 映画 舞踏 音楽 そうした芸術というものが 必要なのか がわかる気がする たぶん人は絶望的な状況に追い込まれれば追い込まれるほど(なにも僕がそうだというわけではないけれど)そうしたものが必要になるのかもしれない 衣食住が満たされない時に そうした美しいものに触れて 自分の心を感じ取って支えようとする たぶん それは 希望 というものだろうか 美 の中に本質的に持っている 希望の匂い それを目指して前へと進めることができるのだろう 出荷している時に なにげなく新聞に載っている 文章や 詩 それらに瞬間に心を奪われることが多くなったのは 僕自身 希望を常に感じ取っていたいからだろう たぶん・・ 

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