新規就農

あと15年 春人参の間引き 田舎にまつわる不思議な話

a1008015.あと15年 現在農業者の平均年齢は65歳ぐらい つまりあと15年したら現在農業に携わっている多くの人は80歳になるのである たぶんそのころには 農業というものはこの国からは忘れられてしまっているのかもしれない 食育とか食べ物の安全とかいろんな取り組みが始まっていてもちろんいいことだけど ようやく消費者の意識がそうしたものを大事だとなったとして ふたを開けてみたら 生産者は皆無という状態になったらどうなるのだろうか?

 今日の写真 人参の間引きをしました これが一本目 発芽は約4割ぐらい 草だらけでこのベッド一本を除草するのに今日は半日かかった ああつらいなーと思うのはこんなとき 発芽もよくなくてほんとならあきらめるとこだけど これが春人参の一本目なのであきらめるわけにはいかない ずっとしゃがんでいたら足も痺れるし また右腕が腱鞘炎で激痛が走る 

今日のねた 田舎の畑にまつわる不思議な話 その1 僕がメインで借りている畑があるのだが その道路を挟んで真向かいに今年から借りようと思っていたほったらかしになっていた畑があった で 今年から地代を払って夏あたりにかぼちゃでも植えようかと思っていたのだが この1月ぐらいから ある日突然 重機がやってきてその隣の木が生い茂っている木々を切り出し始めた おお?と思ってしばらくするときれいにならして平らにし始めた で 地主に確認すると知らない?と言う で とうとう今日その土地に1台の車が止まっている 聞くと向かいの会社の寮かなんかの駐車場になるようとのこと ??? 当然僕が地代を払って今年作付けようとしている場所である おかしい 高柳さんに相談に行くと そりゃおかしい ということですぐに地主さんに携帯で確認を取る 当然地主さんも知らない すぐに地主さん 職場を抜け出し 現場で落ち合う 地主さんにここ最近の顛末を説明すると いやあ俺知らなかったという話 うーむ わけわからない話 地主さんも知らないうちに よその人が勝手に駐車場にするなんてありえない話 転売したのを忘れたのか・・・
 どちらにしろ あとは地主さんの動きを見守るしかない まあ こうしたわけわからないことはあるにはあるのだけど 田舎では土地の話は難しい こうなると距離をとって見ているしかない たぶん あの土地はもう難しいだろう 将来的にはハウスを建てようかと思っていたのだけど 残念だ まあ このあたりは畑はかなり空いているので 困らないけど 道路をはさんですぐだっただけに惜しい こういうのも新規就農者はうまく立ち回らないといけないわけなんですね

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA