環境問題

耕作放棄地

1d64c1ba.朝から雨がちの天気 なにやら明日はどしゃぶりで不安定な天候のようなので 今日できることはできるだけはやめにやっておく 里芋 ズッキーニ インゲンの植付け場所に肥料を入れて トラクターをかける もう夏野菜の作付けも本格的になってきた

 そして 新たな畑を借りることになった場所を 昨日燃やしてきれいにして 残った草などを刈る もう何年もほったらかしにしていた 場所 地面にはつる草や小さい苗木などが生えていて かなり難儀 トラクターで何回も土を起こしてあげないといけない 畑として使うにはしばらくかかりそうだ でも この場所は道沿いで 電気も水道もすぐに引ける場所だから将来的には育苗専用ハウスとして確保したいので がんばることにする このように 一旦畑をほっておいてしまうと 元に戻すのは大変だ てことで 今日の写真はそのトラクターで移動中に耕作放棄された田んぼを撮ってみた ここらあたりでも 畑や田んぼは年々耕作放棄が目立つ すでに日本全体では 埼玉県ひとつぐらいが耕作放棄されたそうな・・ 使える畑や田んぼのなんとすでに 1割!が放棄 僕が生まれたころ40年前ぐらいが農家としてのピークの時代だったようだけど 今はすでに農家は4分の1以下にまで減少した 当時は消費者が買う値段よりも 政府が農家からお米を買い上げる値段の方が高いという 今では考えられないようなことがまかり通っていて 農家は消費者の方など見向きもせずに ひたすら増産して米を作り続けた まあ 農家としてはいい時代だったわけですな あれから40年 農業は風前の灯火となった この責任は当然農家自身にもあるし 政治にもあるし 消費者にもある そして沈み往く船を前にしてただ嘆いていても始まらない 

農業を他の産業同様にまずは儲かる産業にすること すべてはそこから始まる 従来の考え方や 自給率の向上 ロハす 自給自足 半農半X? などといった実践していない人が生み出したマスコミ向けのファッションの話ではなくて 農業で食べて行けるんだ!という新しいやり方を いろんな新規で農業に飛び込んだ人たちが 広く世間に向けて そのスタイルを示していくしか道はない 最近は僕の友人の有機農家さんなど みんな若くて(?)元気で 自立している みんなそれぞれ考え方や立場は違うけど 今の農業に一石を投じている 僕もなんとか必死に食らいついて 自分のスタイルを確立したい とにかく 今は野菜を作って 必死に売る それだけだ  

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