気づけば１月も半ばを過ぎた　うう・・・来週末からはいよいよじゃがいも飢え（あ違う）植えが始まる　さすれば　いよいよ本格的な農繁期が始まる　先月１２月には専属スタッフＹさんから　（すでに農繁期ですよ！）と　勧告されたけども　結局のところ　旗がイエローからレッドになるだけのこと・・・今年のじゃがいも　種芋は昨年よりさらに増えて３００キロを越える　今年のじゃが畑は５反（１５００坪）　手押しの管理機で１本一本作っていくわけだけどもね　俺は無事に生きて帰れるんでしょうかね・・・・

　今日の写真　最後の出荷となっている　ビタミン大根・・・寒さにがっつり当って　甘みが乗っているこの緑色の部分だけが　こうして鳥に食われる　毎年のことです　そう　やつらはよく知っているのですよ　何がうまいのか　いつが適期なのかを・・・このように　生態系は常に完璧なのです　地球はなんらかの人智を超えた意志と意図を持っていて　どのようにして生まれ　どこを目指し　なんのために進化していくのか？　人間ごとき　にはわかりようはありません　そうしたことを理解できる能力も　権限も与えられていない　というのが僕の見解です　では・・・逆に　人間に与えられているものは何か？　何をどこまで与えられていて　その範囲と可能性の限界はどこにあるのか？　僕はそれを知りたいと思っています　人間はそれを知るべきなのではないか　と思っています　そして　現代に生きる我々こそそれを知らねばならない　かつての人間はもしかして　それを知っていたのではないか　ネイティブアメリカン　チベット密教　僕が自分の足で会いに行ったそうした文化には　それがあるように思いました・・・・
　人はなぜ２足歩行になったのでしょう？　それは大地を４本の足で踏みしめている動物の段階から　開放された証でもあると思います　それは　４本足で大地のみを地球のみを見るのではなく　立ち上がって　手を空に伸ばし　意識を空に　宇宙へと向けること・・・それが与えられたのではないかと思います　バイオダイナミック農法には　常に　地球からの影響力と　宇宙からの諸力と呼ばれる影響力との　ふたつの反映が植物の根や茎　そして実の部分に現われているとあります　それは実際に畑で植物を毎日見ていると　さもありなんと思います・・・　ネイティブアメリカンの儀式　スウェット・ロッジの始まりに捧げる祈り　（父なる天空　母なる大地よ）　と必ず呼びかけます　人間には　空と大地をつなげる役割　があるのだと思います　そのために手があり　足があり　手のひらを上に向け　足の裏で大地を踏むのです　そのようにして　人間にはもともと　何かをつなげる役割　生態系の中でのつなげる役割　上と下　空と大地　右と左　北と南　西と東　大と小　男と女・・・・　３次元の根幹である　一見相反する何かの中庸としての役割を担うこと　ゆえに　根本的に矛盾の中で生きていくことが求められる・・・のではないか　そこにこそ　人としての根源的な苦しみや葛藤があるのではないか　とさえ思います・・・

　生態系は常に　循環していて　完全なる輪のようにぐるぐると変化していて　生まれて成長してやがて死を迎える・・・・では　我々が作っている実際の社会にこれをあてはめて考えると・・・我々の社会で　何が中心となって循環して　何を機軸としてぐるぐると回っているでしょうか？　はい　僕の考えでは　それは　お金　です・・・
お金を中心としてぐるぐる回っているのだと思います　ゆえに　お金をぐるぐると隅々まで回す事　が大事だと思うのです　しかして　先日もニュースであったように　特定の８人の資産が　３６億人の資産と同じ　金が回ってはいないのですね　循環ではなくて　一定のところにしか集まっていない・・・そして　エコや環境といった　話をするときに　絶対に出てこないのが　このお金　というものです　我々の社会の中で永続的に何かを行ってい
くために黒字であることが必要である　ゆえに　お金を回していくことが大事なのだということ　そんな当たり前のことが前提になっていない話は　僕はすべて　眉唾　だと思っています・・・有機農業を１０年　２０年　と永続的にやっていくために黒字にしていく必要があるのです　生態系である畑は永続的です　それと同じく　運営する農園も黒字であって永続的でなくてはならないのですね　だからこそ　僕は　野菜を売るのです　畑を守るために・・・

　グッドニュース・・・カフェ店主　手術が終わり　今後のリハビリの見通しですが　およそ　３ヶ月ぐらい　とのこと・・・ちょっとほっといたしました　まだ　詳細はこれからではありますが　なんとか　春前後にはなんとかなりそうな気配です　ご心配戴いております事　誠に申し訳ありません　何卒　暖かく見守っていただけますと助かります・・・・