環境問題

環境問題に取り組むときの その態度

f784219d.今日の写真 本日出荷の水菜です 新しい畑できれいに仕上がりました 今日の旬の有機野菜セット 新じゃがいもが初出荷となりました よかったよかった 玉ねぎが失敗しているので じゃがいもはなんとか出来てもらわないと厳しいのだけど たんまり残っているメインのは 6月に入ってからの堀上げだからどうなるかは まだわからない
 
今日は暑い 野菜を収穫している朝でも ぐんぐん気温が上がり 軽トラに野菜乗っけて 箱つめする古民家に到着すると ひんやりとしていてほっとする 昔ながらの古民家で威力を発揮するのは まさに暑い時期 屋外は熱波でも 中に入れば かなり安らぐ 畑はまさに直射日光だからね こんな休む場所ひとつぐらいなくてはやってられない
 畑の脇にあるお宅の 敷地の中に建っている 古い家を解体屋が来て取り壊していた なんとなく見てると ご主人が来て 話す もう50年経つそうだ この家で生まれずっと育ったそうだ 雨漏りがしてきたので仕方なく壊すことにしたらしい ゆんボーでがんがん破壊する様を デジカメで撮りながら 時折 じっと見つめていた いろんな思い出があるのだろう なんとなく 思い立って 簡単な野菜セットをざっと畑から収穫してきて ご主人に渡す びっくりしてたけど うれしそうだった よかった しばらくしたら たくさんのお菓子の入ったビニール袋をお返しにもらう 

 環境問題や温暖化のことを聞かない日はないぐらい 今いろんなところで取り上げられている 詳細なデータを基に 北極の氷はいつぐらいになくなり その結果 とある赤道直下の小さい国が海水で埋没の危機に瀕し などなど・・ そして 今の局面を打開すべくいろんなところで取り組みが始まったようだ ただそんな中 少し気になる点がひとつ 学者さんや有識者のみならず 一般の人も含めて 自分が当事者だ という意識があるかないかで 議論の内容が随分変ってくるんだと思う 対岸の火事のように ぺらぺらと話す人がいたとしたら たとえ 立派な提案でも人の心には訴えることはない なので 結論 (罪悪感なき加害者意識)を 皆で共有することが大事だと思う そう 僕らは被害者ではなくて 加害者だという意識 そしてそこに善悪の価値観を持ち込むのではなくて(たぶんその議論をはじめてしまったら何もできず時間的にも間に合わないだろう)解決に向けて 動くことが大事だ 

 そんなことをつらつらと考えながら 雑草に埋もれた人参たちを救出すべく ずっと這いつくばっていた そう その原因を作ったのは間違いなく僕で とにかく人参を救わねばならない 加害者とは僕であり 被害者も僕なのだった 暑くて首の後ろが痛い 

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