新規就農

白菜の植付け 新規就農支援資金

35930236.今日の写真 白菜を植え付ける このところの雨がちの天気で湿り気を利用する 昨年は植えたもののほとんどを虫に食べられてしまった 種から育てて畑に植付け それで虫にえさをやっているのかと思うと なにやらげんなりしてしまうけど 今年もどれだけの被害が出るかな 先日ホームセンターで堆肥をもらっている 近所の農家のおじさんに会ったとき (キャベツとか植えましたか?)と聞くと (どうせ虫にやられるからもう秋には作るのやめた)とのこと 農薬を使わない農家の宿命だ でも僕はどれだけ食われてもあきらめずに作ります(虫見たらがんがん手だけでなくて 足でもぺっちゃんこにしますからどうぞ覚悟して僕の野菜食べてね)

今日のやふーの記事で ネットカフェ難民に月15万円の融資を国が・・・と出ていた うう うらやましい 住むところもなくその日暮らしのバイトでしのいでいる人のことらしいけど いいなあー なぜ 農業者がこれだけ減っているというのに 同じようなサポート体制がとられないのかね 農水省では毎年 たくさんの予算が余っていて 年度末の3月になると必死になんらかの工事なりを組んで予算を消化するという話を聞いたことがある まあ どんどん百姓が減っていくわけだから 農水省も仕事なくなるんだろうけど 役人は困らないんでしょう

いわゆる新規就農者には 新規就農支援資金 というものがあり 40歳以下で 無利子で300万の融資がある 僕は昔 これを借りようとしたことがある で どうか? 実はこれ国がやっている制度なのだけど 借りるのはとても簡単 農業法人なり農家さんで研修なりを1年ほどやれば 誰でも借りられる そして 数年は据え置きで その後7年ほどで返すというもので 良心的だ ただ 問題がないのかといえば ある 
 まずは機械はすべて 新品しか無理 ネットオークションとかの中古はだめ そして生活費には一円でもまわせない つまり すべて機械や軽トラ 資材代を一括して買い上げ 300万を当日 僕の口座に振り込んだら 同じ日に自動的に引き落とされて 手元には1銭も残らない仕組みになっている そう このあたりで勘がいい人はわかると思うが すべて窓口は 農協 である つまり 農協から実質 新品の機械をまとめて買うわけです もちろん見積もりの値段も はっきりいって相当ぼっている もちろんけちをつけるのは難しい
県の融資担当者 市の農政課 農協 この3つの癒着(失礼!もとい) 適切な連携によりこの制度は運営されているが 実際は農協がすべての段取りをする 結局 僕は別の理由があって 寸前のところでやめたけど こうしたからくりは 実際に借りる段にならないとわからない パンフレットには書いていないことは山ほどあって 今では やめてよかったと思っている まあ 銀行がお金貸してくれるわけはないので 新規で農業をやろうという人にはいいかもしれない(でも税金だからちゃんと返済しましょう)

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