有機農業

ちりめんキャベツ 農業の常識破り 

0c759318.今日の写真 明日から出荷予定の ちりめんキャベツ できてきました この時期は年間を通じて 最もお野菜が充実している時期 いろんな野菜が畑で 次は俺か と出番を待つ 舞台に送り出す 演出家のように 野菜の背中を叩き お客様へ送り届ける 

以前 テレビでとある経営者が語っていた 仕事の領域には 3つある ①素人の目を持ったプロ ② プロ ③ 素人   ③の素人は当然 仕事をしていても 成功はしない 成功できるのは ①と②なのだが その中でも 何十年とプロとして揉まれた上で 素人の視点を持った プロが真の成功を収める ということらしい ふーむ・・・ プロとして その業界に染まり その世界が見えてくると その業界の常識は 社会の非常識となることが多いかもしれない 最近の食品偽装事件や 農産物の国産・外国産などの 表示を偽るなど その業界ではあたりまえのことが 一般に出ると 著しくずれている 常に まったくの素人から見ても 整合性のあるやり方でやっているかという 客観的な判断が重要だ

僕たちの有機農業の先達たちが 一貫して貫いてこられた1つの 思い 農薬使わずとも野菜はできる ということ 約30年あまりかけて それはほぼ証明できたと思う あとを継ぐ 僕らの世代にとっては 無農薬というのは すでに常識である 昔に比べ 使う資材や管理方法など 日進月歩で進み 僕も昔は 5反の畑であくせくしていたのが 1町を超え おそらく将来的には 2~3倍に広さの畑でも 技術的にいけると思う で 僕らの世代の次なる 役目は 有機農業では(あるいは農業では)食べていけない というものだ この常識を破ることが 僕らの世代の役目だ すでに いろんな成功事例がちらほら出ている ただ まだ一般の産業と比べて 成功事例が少ないからこそ 成功すれば取り上げられているからに過ぎない 農業で 有機農業で普通の生活を送り 普通に休みは家族と旅行に出かけ 子供の成長を見守ることのできる 業界の新たな常識を 作っていくこと 他の産業と同じレベルに 農業が肩を並べること 今 畑や田んぼでがんばっている 農家諸氏 がんばりましょう! これは とても意義のあるチャレンジだと思います その来る日は意外と近いぜ! しぇけなーべーべー! 

1 thought on “ちりめんキャベツ 農業の常識破り 

  1. はじめまして、いつも楽しく読ませて頂いております。北村 亮大と申します。
     私は岩手大学農学部出身で、現在は飲食店でバイトをしながら如何に有機農業を一般に広めるかということを日々考えております。お金と時間があるときは埼玉県の有機農業家さんにお話を伺ったりしております。私は大消費地に直近の関東平野及び、利根川水系の有機農業が如何に普及するかに日本の農政の未来が託されていると感じます。何故なら慣行法では輸入食料に太刀打ちできませんし、人間の手間を簡単に機械で代替できない部分にむしろ有機の可能性を感じます。
     個人店の飲食店の食材原価率は大体20%以下ぐらいですが、立地を問わなければ有能な経営者とシェフならば大体30%弱までは何とか回せると私は考えています。
     しかし、有機農産物は手間のえらくかかるものとそうでないものがあると思います。そこで、有機農産物ごとのの平均的な食材原価と出荷時期を調査しております。お忙しいとは思いますが協力いただけませんでしょうか?食事というのはオーケストラと似ていて一人だけ上手くてもしらけてしまうと思うのです。つまり、メニュー全体を有機食材で提供できることがよりよいパフォーマンスに近づいてゆくと思います。多くの飲食店が一過性のものとしてしか有機を用いることが出来ていないのはここに起因すると思います。私は有能なシェフを探すのは得意ですので、基礎資料をしっかり作れば、小さな高級店、あるいは品数の少ない、フォションのような惣菜店、専門店、などから徐々に変わって農家との個別契約などの農業家に有利な契約に賛同してくれると信じています。そうすれば一般家庭への普及はより容易になると思います。
     長くなりましたが以上の事由により、有機食材の原価調査をしています。よろしければ直接お伺いしておお話をお伺いしたいのですがよろしいでしょうか?

     

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