田舎暮らし

自転車子連れ狼 イベント

4e3f4e18.さて 昨日出荷のお野菜 野菜便りに書いてあるものとは 随分違うものが入りました すいません 寒さが厳しく 葉物が厳しい状況です 水菜が入らず からし菜になりました どうぞ 御了承くださいませ

 さて 本日は お昼過ぎに古民家にやってくる訪問者二人(しかも子連れ)しかも自転車・・・ 僕の以前の農園からのお客様で S氏 昔パーマカルチャーのコースで知りあい いろいろとお世話になっている なんと 日本の最高学府に現役で入り 大学院まで終了したという スーパーエリート・・・なのに なぜか 保育司をしている変わり物です
日本の教育を 幼児教育の観点から変えていくという 志が高い仕事をしている もうお一方は アメリカでスウェット・ロッジを体験 大手広告代理店に勤めながら 有機農業の現場に足繁く通ったりして 農業にも精通している これまた アウトサイダーな方
 自転車に乗った 男二人が 共に子を連れて 国道を走る姿は 非常にシュールだ(新しい時代を予感させる)

場所を育苗ハウスに移して 日本のこれからの構造的問題 環境問題 そして 農業の問題を話す  農的なことに関心を持つ 消費者が増え続ける中 顔の見える関係性が増えていけば 最終的に 農業の問題は解決するのか? との 問いに対し 僕の答えは NO! 僕のような販売形態をもつ 個人農家はたしかに安心感を与えることはできるかもしれないが 最終的に 国内全体の需要には 対応できるわけではない すべての農産物が 有機にはならないし なる必要はなく 安く きれいな農薬を使ったやり方で 農産物を作る方法は これからも 生き残る必要はあるだろう(これが 現場でやっている有機農家の意見です)

 暗くなり 高柳家さんのイベントに参加 有志の農家さんや関係者などが 三々五々一品を持ち寄り 集まってくる(今日の写真) いろんなところで それぞれが関心のある話に花が咲いて 聞いているだけでもおもしろい こうした場所を提供できる そして 集まってくる人の数も含め 高柳さんの 持つ影響力は大きい 有機農家として30年以上やってきた その実績というのは 僕なんかとは比べものにはならない それを受け継ぐ僕らの世代は そこから先にどの方向へ向かっていけばいいのか? 仕事は山積みである

2 thoughts on “自転車子連れ狼 イベント

  1. 弓木野センセイ、貴重な時間をご一緒させていただきありがとうございました。

    高柳さんの言葉の一つひとつがこの国の未来への大切な警鐘に聞こえました。
    そしてこの地で日々土に向かい続けるたくさんの頼もしい農業者たち。
    都会に生きる人間は田舎には何も無いなんて言うけれど、どっこいそこには僕らが置き忘れてきた大切な「つながり」が生きています。

    農業を中心に、都市と田舎を太いパイプでつなぎましょう。
    人もモノもカネも、すべてが行き交うなかで再びつながりが生まれます。
    これまで田舎を牽引してきた都市の価値観がいま急速に崩壊しています。
    革命は辺境から――新しい時代は田舎から始まります。

  2. はは 百姓に先生は似合わない 田舎を元気にしようぜ 寒い中 来てくれてありがとう また 会う日まで!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA