田舎暮らし

北風 資金 自給自足

b2b5425d.今日の写真 春に実をつけるえんどう君 今の時期はまだ寒いので小さいけど 春になるとつるがぐんぐん伸びて たくさん実をつける 今はまだじっくりと大器晩成型である

 今日は凄まじく風が強い このあたりは畑一枚が広いので 砂埃が舞いはじめるととんでもないことになる 一瞬前が見えなくなるほど 土が舞い上がる これから2月ぐらいまでが 一番風が強く 春先にもう一度風が強くなる 畑は今 過酷な環境だ 

さて 今年に入り融資の話を進めている 担当者の方に根堀り葉堀り逐一聞いて なんとか借りられるように前向きに進めている 僕の場合 農園移転していろいろ計算が狂ったというのはもちろんあるけど いわゆる 自給的に自分が農業で食べていく ということだけだったら それほど難しくはない 僕のようなお野菜セットという販売方法だと ある程度安定しているし 市場の価格とかは一切関係ないので とにかくがんばってお野菜作って 畑にありさえすれば やっていける その意味では そこで満足してしまえば 資金がどう とか 規模拡大とかは 無理をする必要はない ただそこで 一種閉じた世界で終わるのはおもしろくないし いろんな問題が解決するわけではない

いわゆる 都会の人が言う (自給自足)と言う言葉 僕はあまり好きではない ほとんどがえこ雑誌が作り上げる イメージで捉えていて 実際の田舎に住んでいる人から見れば (そんな世界はどこにある?)という感じだ もちろん どのように生きようが人の勝手ではあるけど もしかしたら 都会からの逃避 の手段として考えているとしたら 自給 という言葉は 後ろ向きな感じさえしてしまう(あるいは実際には存在しないマーケットを作り物販の販売促進に結びつけるとか) 自給自足では 農 の持つ問題は解決しない
 それゆえ 農 というもので 自分がなんとか生計が立てば それで はいおしまい ということでは 今の田舎で起きている現状は何も解決しない 

古民家の修復やら 馬力のあるトラクター 蛇口をひねれば水が出る設備の整った専用育苗ハウス 年間を通じて安定供給できる専用保冷庫などなど いくらでも必要なものはある
 都会から人が来るのを おもてなしするのに 畑だけでは 芸がない いろんなしかけが必要だ それも含めて より 今の段階からステップアップするには 資金が必要だ ということで なんとかクリアーしたいと思う 運がよければ 夏までにはすべてが GO!となっているかもしれない あとは みなさん うまくいくよう祈ってください!(僕も裸踊りするからさ) 

2 thoughts on “北風 資金 自給自足

  1. はじめまして。宮崎県で10年前に新規就農したもの(有機農業)ですが、実はいつも拝見させていただいています。私も現在作業場や保冷庫、休憩場などの施設を熱望し、土地代も含めて700万円ほどの融資を希望しています。これを返してゆくとなるとこれまで以上にピリピリしながら働かなくてはなりませんが、1歩踏み出すことは僕にとっては必要なこと等など、色々と勝手な理由をつけて前向きに考えています。

  2. はじめまして お仲間ですね そうですね こうした設備投資は はじめたころはそれほど必要ではなかったと思いますが だんだんレベルが上がり 売上げも上がるにつれ どうしても避けて通れないもののようですね ただ 借金ですから 返せる範囲かどうか よくよく見極めが大事ですね お互いがんばりましょう!

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