『旬の有機野菜セット』

5月第2週 『旬の有機野菜セット』~えんどう君も初出荷編~ オーガニックとはなんぞや?

9bac7b89.5月第2週 『旬の有機野菜セット』~えんどう君も初出荷編~

じゃがいも(アンデス)春大根 春白菜 葉つきニンジン キャベツ えんどう みず菜 みぶ菜 サラダ春菊 

今週でじゃがいもが終了 6月に新じゃ掘るまで芋はない そして えんどう君が初出荷(今日の写真) うーん 30メートルのアングルベッドを こうしてひとつひとつ手でもいでいくのはかなり時間がかかる ポイントは下から収穫すること 残すとすぐに太くなり 木に負担がかかるので できるだけしゃがんでくまなく見ていく でもって えんどう君は 葉っぱと保護色で見分けがつきにくいのが これまた難点 今週のメインは なんといっても春白菜 5月終わりまでの間なので 短いけど がんがん出荷する

さて 今日のテーマ (オーガニック) 今月の24(日)に 恵比寿にある ヴェレダ化粧品にて お野菜を売りながら 2階でトークイベントを行う(TOPページに案内があります よければお越しください) オーガニック・コンシェルジェ という肩書きの方とお話するのだけど(うーむ畑ばかりで世を知らない間にそんな肩書きがあったとは) たぶんテーマは オーガニック ということになるのでしょう で オーガニックとはなんぞや? ということだけど 一般的には どんな捉え方なんでしょうね

日本語で言えば 有機的 と訳されるわけだけど では 有機的であること とはどういうことなのか? となると もちろん単なる 栽培の仕方以上の範疇の話になるのでは と思う ま 日頃 薬や薬剤 化成肥料などを使わず 野菜を作っていて 尚且つ 僕の場合は バイオダイナミック農法という 12星座の動きなどにあわせたカレンダーをベースに 栽培しているので 単なる 畑の中だけの栽培の話というよりも 普段から 畑というものを 全体として捉えて見るように心がけている 畑での生態系 という僕なりの見方があって だいたいそこを基軸に判断している つまり その畑のある場所 もちろん畑の土から地形のもつ磁場のような エネルギー そこから拡げて この地域のもつある一定の流れのようなもの と 小さな円がより 大きな円に繋がっているようなイメージで 最後には地球やら 太陽やらと繋がっている 言葉で言えば 循環 というものになるけれど 単なる円の循環ではなくて 小さな円のある一点がより大きな円に繋がっていて それが人間のDNAのように 螺旋上に結びついて 連なっていく 僕の感じている (オーガニック) というのは こんなイメージである なので 細かい農法とか 肥料がどうとか の栽培の話ではなくて 生態系全体とどのようにして 自分を繋いでいくのか? みたいなことのように感じている たぶん こうした見方は ネイティブ・アメリカンの儀式を長年やってきて染み付いたものなんだろう  そう 畑だけ とかいうように 切れ目がないんですね  作物育つには 太陽はもちろん必要だし 月は水分に大きく関係しているし 土壌の中の 細かい成分は 皆 それぞれの惑星や 星座にも影響が見られる なので 切れ目がない
それは 循環 とあいまって もう1つの言葉 永続性 にたどり着く 生態系は常に変化して 循環し 永続的に動きを展開していく・・・・ と なにやらなんとかまとまった感があるけど こういう話をして どれだけ共感を得られるのかなあ? とはなはだ疑問だけど まあ 百姓として 日々畑をやっていて 思うことを ただ話すのみであります  

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