援農

農水省

0b2346b3.さて 今日は暑い日ざし 5月も半ばで忙しいわけだけど 残念ながら今日は バイオダイナミック・カレンダーでは 結びの日 ということで 休耕日 ま 昨夜は最終の夜行バスで帰ってきたりして 体も疲れていたので 休ませたかったので ちょうどいい そんな中我が農園にやってくる 男女6名 援農の日 ということで なんと 農水省の本省にお勤めの方がやってくる 当然 我が農園の調査ということになるわけだけど 有機農家といえど あまりに草だらけで 畑全体に対する 草の割合が 30パーセントを超えていた場合 本年度の 農水省に対する 年貢 を今後倍に増額し 尚且つ 畑にて 100たたきの刑に処せられるという 有機農家が恐れおののく 抜き打ち検査である あまりの恐怖で対応がうまくできず・・・(申し訳ありません 真っ赤な嘘です 年貢?)

 冗談はさておき 農水省というのは 本当のこと 今回同僚の方を引き連れて援農にお越しいただいた みんな 20代と若く いわゆるエリート官僚ということになるわけで それだけでも 貧乏有機農家としては 緊張するわけだけど ま いつもの調子で 畑仕事をしながら 現在の農業の持つ いろんな問題を 赤裸々に話させてもらう 途中 お世話になっている 高柳さんも トラクターで通りかかったので 少し話しをしていただいた みんな 畑に立って 真剣なまなざしで 有機農業という言葉もなかった時代から実践してこられた 現場での 壮絶な戦いの話を聞いていた その若者たちの 表情を見ていて いつの日か 行政というものも変わるときがくるかもな・・・ と 初めて可能性を見た気がした

 彼らも熱い思いを秘めて 日頃残業をこなしながら仕事をしている こうして霞ヶ関を飛び出して 現場の田舎へ行けば行くほど 彼らに対する風当たりは 強いだろう 彼らに言う (田舎の人間は 大きな不信を持っている 日本の農業政策がでたらめだったことはもう誰の目にもあきらか でも 犯人探しをしても意味はない 今後 具体的にどうやったら状況を改善できるのか 本当に問題を解決するためにどうするのか?を 一緒に考えていきましょう) そして 田舎に住み ここまで日本の田舎をだめにした 自分の庭を放置してきた 日本の農業者に責任がないのか? ない とはいえないと思う 僕のような新規就農者にそれを言う権利はないのかもしれないけど 農水省を批判しているだけのマスコミや 農業団体に 解決にいたる何か具体的なプランなどは 聞いたことがないし やろうとしているように思えない ま 僕のような立場のアウトサイダー個人の農家は 今までとは違ったアプローチで取り組んでいきたいと思う 今後も定期的に来ていただく形になれば 何か生まれるかもしれないので どうぞ 今後もよろしく 今日は来ていただいて ありがとうございました いやな顔ひとつ見せず 僕の話を聞いていただき うれしかったです  

1 thought on “農水省

  1. 弓木野さん、こんにちは。
    ブログ、びっくりました。すごいですね、官僚の方に説教(教えを説くのほうですよ)するなんて・・・。

    弓木野さんの一途な農業へのアプローチの賜物かもしれませんね。

    色々と変化が激しくて、大変なんだとおもいます。ブログに書いてないことも沢山おありでしょうけれども、どうぞ、信念貫いて、弓木野スタイルでもって、奮闘していってください。

    こちらも、そこそこがんばります・・・。
    駄文、失礼しました。

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