有機農業

悲観は気分 楽観は意志 その心は百姓一揆!

9fc08bad.著名な登山家で 医師の 今井みちこさんという方がラジオで話していたこと この方 ラジオの人生相談の司会をされていて いつも出荷作業しながら 聞いているのだけど 人生相談の専門家の育児評論家の人とかよりも 時によっては 非常に的確なアドバイスをされていて 思わず唸ることがある その冷静沈着で 地に足の着いた視点は やはり 登山という命を賭けた現場で培われたものだろう 

 (悲観は気分 楽観は意志) と山登りの師匠から教えられたそうだ ふーむ 奥深い

出生率がどんどん下がり 子供を生み育てるという 未来に繋がることを とても悲観的に感じている人が多いと思う もちろん 冷静に考えてみて そう判断しても仕方がない状況ではあると思う でも 戦後 僕らを生み 育てた世代の人は おそらく今よりももっと悲観的な状況だったのは間違いない 僕の両親などは 学歴も何もなく 自分の体以外に信じられるものは何もなく 多くのあの世代の人はそうだったと思う 農業などもまったく同じで 1960年代より 転げ落ちるように 農業は廃れていき 平成の今 風前の灯火 農業ブーム?とマスコミは記事にしているけど 実際の田舎に来て見てみればいい 農業ブームと騒いでいるのは 冷房効いたビルで働く人だけだ 

 それでも 結果がどうなるかではなくて 楽観という強い意志をもってことに望むほかはない 少なくとも 最前線にいる僕らは 悲観も楽観もあんまり関係ない 日々を淡々とこなしていくだけだ 戦後貧しさの中で 周囲の状況がどうであれ 自分の中に 希望を灯してひたすら働いた世代の気持を その意志だけは 繋いでいく価値はあると思う たぶん 何もせず 他人事のように問題を捉えれば 悲観にならざるをえないと思うけど どうせ だめなら やるだけやって 後悔しないほうがましってことだよね・・・てことで 今日もあなたと百姓一揆!(意味不明) 今日の写真 花火のようなニンジンの花

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