野菜あれこれ

油断禁物 ヤーコン堀り 先人に続け

8cd015b7.基本 ここらあたり田舎の道では もみじマークの軽トラの後ろに着くとだいたい時速40キロ以下走行で トップでゴールインしたチャンピオンのように ウイニングランがごとく ゆっくり流している なので 僕は(すいません 僕には時間がないのです)と 手刀を切りながら ぐいぐい抜いていく ま そんなわけで 今日も自分の畑から国道へ出た途端 向かい側から 白バイがやってくる 思わず シートベルトを握り締めて(普段したことない)間に合わず 口でくわえようかとしたぐらいで すれ違っていった うう びびった 
 そんな あたふたもありながら 畑仕事は続いていく 今日は恒例土曜日 新規就農希望の二人がやってくる てことで 本日はがっちり農作業 やること満載 まずは葉物を播いて 密閉トンネル つり竿を使っての トンネルひもがけをK君に伝授 一人でやってもらう そして メインは ヤーコン堀り 明日の援農に予定していたけど どうやら雨のようなので 中止にして 今日3人で掘りあげる(今日の写真) ヤーコンは作るのは 超簡単 マルチを張ったベッドに 苗を植えて あとは基本ほったらかし 土寄せできたらそれにこしたことはないが しなくても問題ない そして 堀りあげも簡単 茎の上の部分を持って 引き抜けば 芋ごとごそっと抜ける このまま古民家の貯蔵小屋へ直行 保存するじゃがいもや里芋に比べれば こんなに楽なものはない そして 食べ方は生でそのままかじる なしのようなフルーツでうまい 来週から出荷をしていく 冬の芋としては アクセントがあっていいかな 

 先日のシュタイナーのイベントで話したことなどが 契機になって そうした 哲人 偉人 あるいは教祖といったものについて 考える そうした凄い人が残した 功績のようなものを 時が経つにつれ その教義やら 教え といったものを 曲解してあるいは 意図的に捻じ曲げ 組織を作り 後世にわたって 影響力を保とうとする その組織の拡大と 偉人達の残した 教え とは 何の接点もないはずだ そして 型 のようなものが生まれ それを保持していくこと自体が目的となり 人は 真実から遠く離れていく 驚くのは あらゆる分野で そうしたものが 僕らの生活にはびこっていることだ シュタイナーもしかり 信者のような人々が集まると 空虚な議論が飛び交い 言葉遊びがはびこり 精神がどこかへすべっていくようだ 先を走った偉人達が 本当に言いたかったことは何なのか? それを 自分の目や手で 確かめるのが後世の努めだ そこからしか門はくぐれない てことで 畑から そうしたあらゆるものを確かめてみたい と思っているのが 僕のやり方だ それぞれが 自分の道でたしかめて 新たな道を 模索していきましょう 

 

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