ネイティブ・アメリカン

2010 スウェット・ロッジin山梨

f2f91408.jpgさて 今日はバレンタインデー てことで ネイティブの儀式スウェット・ロッジをやりに 山梨へ行く(あ バレンタインデーとネイティブは関係ないな)

 参加は一年振りか 毎回行く時には 課題を持っていくけど今回は 一緒に住むパートナーも連れての参加 昔からのサンダンサー仲間には(犯罪?何?)と 初めて会う人事に言われる20代の彼女が 大変気の毒であった(だから俺は知らないって) この場所はもう 僕らの場所 自分たちで土地を買った 昔は会場を点々としたことを考えると 今はよくなったね 

今回は 自分の中から言葉があった 今から約20年前に こうしたことに出会い 紆余曲折を経て 百姓になり ここまで来た (ようやくここまできたな) という感じ わずかの達成感を感じることができた ネイティブが生活の中から編み出した この素晴らしい方法を 何か別の形で世の中に出していきたい その方法として 僕は 農業を選んだ 今は ネイティブ・アメリカンの持つその文化や示唆に富んだ知恵の本はたくさん出版されていて 読んだ方も多くいると思うけど それを 実践して生活の中で生きる ということは とんでもなく大変なことだ それは何も ネイティブに限らず キリストでも 仏教でも なんでも同じ 
 ここに集う仲間は 皆 基本的に善い人々で 人のために何かをしたい 世界のために 自分の時間を割いて何かをやろうとする人々だ そして そうした意思は 当然ながら日常に置いては たくさんの葛藤をもたらす 会社や家族の中においてさえ そうした善き意志は ブルドーザーに押しつぶされたように ぺしゃんこにされて 本人に返される 

 ときに そうしたたくさんの犠牲が払われて ぼろぼろになった状態で集う仲間も多くいる 時に世を批判 非難することもある 嘆き 悲しみ 自分の優越感でもって自分を支えようとするかもしれない それも ある意味仕方のないことかもしれない
どうしたら 世を非難せず 戦わずして 善き意志を貫くことができるのか?それこそが サンダンサーと呼ばれるネイティブの課題だ この場所は 自分の家族以外で 唯一戻ることのできる ふるさとのようなもの 一年に一度帰って 自分のルーツを確認して 畑へ戻る 今日漆黒の暗闇の中で流したたくさんの汗 そして大空に放った多くの祈りは 必ずやどこかに届く でも 今日は楽しかった だんだん楽になる もう年だからだんだんいろんなものが 抜け始めているのかな(もう髪の毛ないし・・・) 今日の写真 さすがに冬は寒くてきつい ティピ

2 thoughts on “2010 スウェット・ロッジin山梨

  1. 「たたかわずして善き意志をどうしたらつらぬくことができるのか」それはわたしにとってもとてもおおきな課題です。すてきな集まりですね!

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