『旬の有機野菜セット』

3月第3週 「旬の有機野菜セット」~バイオダイナミック農法編~適職

9c9c0ab8.JPG3月第3週 「旬の有機野菜セット」~バイオダイナミック農法編~

 じゃがいも(とうや) 三浦大根 白菜 ミニタ―サイ ほうれんそう からし菜
水菜 レッドマスタード 白菜のとう立ち菜

さて 今週から 三浦大根が初出荷 おふくろ大根が終わり待ちに待った出番 でも たぶん 3月いっぱいぐらいまでか もう 白菜が今週で終わる いよいよ 冬の野菜がなくなる でも こんな時は いろんな花が咲く葉物をぽきぽきと折っての収穫 特に白菜のとう立ち菜は 最高においしい 通常ならば けっして市場に出回らないものだけど 僕はわざとこれを狙って 種を播いて 白菜に結球しない作り方で この時期に菜花で収穫する これが楽しみで毎年 作ります 自分でおひたしにして マヨネーズで和えるとアッという間に なくなるので お客様に出荷するのが 減りそうで怖い・・・

 適職 みなさんは 今おやりになっているお仕事は 適職でしょうか? 天職と適職
よく言われることだけど 天職が見つけられた人は 幸せでしょう それならば もう他人がとやかく言う必要はありません 天職なのですから 儲かろうとそうでなかろうと関係ありません 自らの信念でもって 魂の導きに従っていかれればよい おそらくは 多くの人が 天職ではなくて 自分にあった職業 適職 を一生懸命探して これかな?これじゃないかな? と 手探りで日々を努力されていることと思います 社会に出て この仕事がはたして 自分に向いているだろうか? と考えなかった人はいないはずです
 それぐらい 適職を見つける ということもまた 大変なことだと思います 自分を振り帰って いろんな仕事をやりました サラリーマンでネクタイ締めて 出社した初日に これは自分には向かないな とはっきりとわかってからは どれだけ自分が持つかな? と逆に 熱湯我慢大会みたいに会社に行っていたような気がします 

実を言うと 小学校のころから 何かになりたい と具体的な職業を思ったことは一度もありませんでした 小学校6年の卒業文集 自分のところの将来の夢を見ると (自分のやったことに責任が持てること) と書いてありました(まじだけど覚えてないんだ)
 何か具体的な職業がそのうち 出てくるだろうと思い 大学に行きドロップアウトして
水商売やら 精神世界にのめりこんだり 旅を始めたときも 何もありませんでした
そのころは ひょっとしたら このままスナフキンのような旅人として 一生を送るのかも・・とか思ったりもしました

30歳を過ぎて 農業の世界に入った時も まったく変わらず 農業というものを 職業として意識しはじめたのは 実際に販売を始めたころからぐらいです 
 適職 社会に適応して 自分の能力をうまく引き出して 生活をしていくこと たぶん そんなあたりまえなことをいとも簡単にやってのける人のほうが 世の中多いのかもしれませんが 僕には簡単なことではありませんでしたし 今でもぜんぜん簡単ではありません ゆえに 畑仕事で 必死に人参の草をむしったり キャベツ植えたりする作業を
経営という観点から見るように 意識していないと ファンタジーの農園になってしまいます なので いつも ああこれはたぶん無駄になってしまうかな とか思っても わりとやってしまうことが多いのです・・・自分にとって 適職が 農業ですか? と問われたならば (とにかくそうであるように日々必死にやっているだけです!)というのが 偽らざる心境です・・・天職なぞは 夢のまた夢・・・今日の写真 僕が職業として販売してる野菜たちです 昨年のイベント時にて

1 thought on “3月第3週 「旬の有機野菜セット」~バイオダイナミック農法編~適職

  1. ファンタジー!!共感します(笑)私も職業って感覚がどうもなかなか(笑)生活の為の仕事ってのを意識したのも最近で…いやはや。
    前回のネタ(21世紀を生きる指針)にもつい反応しちゃいました。ファンタジーと実践とをつらぬくもの。。。つぶやきコメントで失礼しましたっ!
    またこの週末もお野菜楽しみにしてます。いつもエネルギーもらってます!ありがとうございます。

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