ネイティブ・アメリカン

加茂ナス 爪 スウェット・ロッジ

176569b3.JPG今日の写真 ナスがだんだんできてきました これは加茂なす まだ連続出荷にいたるにはちょっと早いですが この暑さと雨で 草とともに大きく成長してきました いつも7月頭には 夏野菜をそろえるように作っています トマトも第1段が色づいてきました 夏が来ました 頑張ってるんだから絶対来る~♪という歌があったと思うけど まさに そんな感じ 世間にも我が農園にも 夏がやってきた・・・

 じゃがいもを今日もまた掘る 激しく身体を動かし続けるわけで またズボンが破れた この2カ月でもう2本 某○にくろ のズボン 最近品質が落ちたかも・・・デザインはともかく 破れないように作ってほしい・・・柳井氏の耳元で小1時間説教したい(すいません 農作業用に履いてる俺が悪いのね)
でもって 左の中指の爪 3割ほどはがしてしまった やったとき思わず叫ぶ もちろんかなりの出血 仕方ないのでガムテープでぐるぐる巻いて 作業再開 爪はがすことたまにあるけど さすがに痛い でも じゃがいもは待ってくれない 掘り始めたら畑にそのままおいては置けない 痛みに顔しかめながらの作業 実は右手首のつけ根も痛めていて じゃがいもの掘りすぎで これで両手やってしまった まだあと 半分以上あるぜ・・・でも 今年初めの 尿管結石の痛みに比べたらへでもない・・あれで俺は強くなった(?)

 痛みで思い出すこと・・・ネイティブ・アメリカンの浄化の儀式 スウェット・ロッジ このサウナ状態の暗闇の中は 100度近くになる その中で長い時は 2時間以上 僕の今までの最長時間は 5時間 というのがあった もちろん我慢大会ではないので しんどい時は水も儀式の最中に飲めるし 場合によっては休憩もある ただ すべては儀式を司る石に水をかけるリーダーの一存で決まるのでなんともいえない 今まで 多くのいい年をした大人の男性が その暗闇の中で 苦しみもがきパニック状態寸前になるのを見てきた スウェットの中では ごまかしは許されない すべてが赤裸々に表面に浮き上がる その時の苦しみは半端じゃない 生きるということ 経験するということ 英語の元の意味の中に  痛みを伴う という主旨の意味があるように 生きること自体に 大きな痛みが伴うことがある スウェットの中では 何がでも どこかでもない 大きな苦しみがやってくる それは自分が生きている証拠でもあり 血が流れていて心臓が送り込む動きを絶えずやっていること そこから始まっているのと 同義であることが だんだんわかってくる・・・

 儀式が終わると同時に 暗闇が終わり ドアから光が差し込んでくる 冷たい風と共に 外に一歩出るとそこには あの現実の世界が待ち受けるのだけど 時にはすべてが違って見えたりする 特に 色 世界にこれだけの色があったのかと思うぐらい それは鮮やかに目に飛び込んでくる 自分の内側が変化すれば 世界も変わるという体験 何度体験したことだろう・・・ てことで また明日も時間があれば 芋掘りです(スウェットよりもきついか)

 

 

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