さて 今日の写真 この表は地元成田の某○Aの農作業請け負いの値段 正確に言えば
(平成22年度農作業標準賃金・機械作業標準料金)と書いてある これはあくまでも一部で 稲の収穫から 畦塗りなど細かく その作業代金が書いてある つまり もう高齢になってしまって 農作業ができない場合 お金を払えばやってもらえるということですな これを 使えば 素人でも田んぼ借りて いくらでも米作るのは可能だ ま ペイするかどうかは 微妙だけど・・・
この表が詳細に掲載されている小冊子 成田市が発行する 農業委員会だよりというもの
これに書いてある
農地法が改正され 農地利用状況調査が義務化されました 農地をこれ以上減らさないために 農業委員会が全ての農地を調査し 指導等を行います 遊休農地の原因はさまざまで 一斉に解消することは困難ですが 農業委員会の指導の中で できる限りの提案を行っていきたいと思います
それが実行に移されたのが 今年5月に 耕作放棄地(7a)で 近くの農業者の協力のもと とうもろこしの作付を行ったとのこと・・・うーむ これを読んで 農業者はどう思うのか? まず 農地法が改正されて(改悪?)調査が義務化されたようですな 農業委員会の人は 仕事が増えましたね(でも普段何もしてないからいいか) ま いくら調査したところで 何が解決するわけでもないのは 明らか そして 一枚5反とかの畑がざらにあるここ成田で 7a(猫の額か)ばかり 耕作放棄地を解決したところで 何の意味がある?
とりあえずの ポーズだというのはまるわかり 大人のやり方です
これを見れば わかるように 自給率がどうとか 耕作放棄地がどうとか 本当に困っているのは 田舎ではない すでに田舎はこの問題を 実質 放棄しています こうした農業の問題に対して 問題意識を持っているのは むしろ都会の方が多いように思う しかして そうした方々の多くは 田舎の実態を知らない おしゃれなイベントでエコバック片手に野菜を買えば 問題が解決できるかのように考えているのかもしれない・・・
で おまえはどうなんだ? と聞かれれば こう答えるしかない (一人の百姓として できるだけ農地は広げるつもりですし そうしてきました 僕一人では限界がありますが
現在借りている農地の周囲は今後 できるだけ借りるつもりです ただ 一人ではできません 消費者の理解やサポートも必要ですし 資金面などの サポートもあれば助かります
ま なくてもできるだけのことはします・・・としか 言えません 力不足で申し訳ありません) 農業者にできることは 限界がある それぞれ 左うちわで農業やっている人はそう多くはない なので こうした問題を 農業者と田舎だけに押し付けないで欲しい
日米安保が国策とすれば 耕作放棄地の問題も 同じだと思います この問題に関しては
今の時点で どこかが あるいは誰かが取り組んでいる ということはないです なので どんどん悪化する一方です リミットは あと遅くて 30年 早ければ20年で 砂漠の荒野のように すべてが干からびてしまうでしょう・・・・いつか生まれる孫の世代に 果たして僕らはまともな農業環境を残せるだろうか?
農家が手がける仕事じゃないです。
仰るとおり国策として遂行すべき課題
です。ドイツのように農地管理専門の
省庁を設置し、数メートルおきの詳細な
土質調査を行い、点数をつけ、土地交換
を促進し、1枚あたり面積を拡大、
生産効率を向上させる。
農地転用には莫大な税金を掛ける。
そしてきちんと作付けする農家に
所得保障を行う。
見習え。って感じです。
それら全部すっ飛ばしていきなり
選挙対策に所得保障。
その他農業関係諸々腐りまくり・・・。
あと、リミットは4年ぐらいと見てます。
生産者年齢構成からいって。
離農後の条件有利地は中国人が宅地造成の
為購入するんじゃないでしょうか。
最悪のシナリオです。
>みずき様
ご無沙汰しています お元気ですか? いやもうおっしゃる通り正論でございます たぶん 中国の経済発展の恩恵にあずかって生きていくしかないでしょうかね 少なくても 全体でみればこの国の農業はもう終わりでしょうかね・・・その中で 僕ら百姓は何を目指してやることになるでしょうね 農業者自身が問われているとも言えますね ありがとうございます