コラム・百姓から見た世のつれづれ

ターサイ定植 マイケル教授の知的興奮授業 須藤元気

今日の写真 ターサイの定植 これは苗です 明日からまた雨とのことで 出荷が終わってすぐに植え付けをする 苗を植え始めてすぐに予定よりも苗の数が足らないことに気づく 毎年 昨年の1・5倍~2倍 程度作る量を増やしているわけで 減ることはあってはならないわけだけど どう見ても少ない うーむ 育苗の時に明らかに間違ったわけで うーむ その時の俺はいったい何を考えていたのだろうか?(いや 過去を振り返ってはならない 前じゃ前だけ見るのじゃあ!)

マイケル・サンデル教授 をご存じだろうか ハーバード大学の有名教授で あまりのその授業の人気ぶりに 一般公開するほどだそうだ で この度 NHKでその授業の様子を映していた 詳細を見たわけではないけど そのタブーのない議論が素晴らしい (イチローの年棒は適正なのか?)から 代理出産 同性愛結婚 そして 政治・宗教まで あらゆる分野を 知 を総動員して議論していく 内容はともかく うらやましく思った 最終的な答えは何か?は 当然出るわけはないけども それぞれが 自分と立場や価値観も違う意見を聞いて 自分の寄って立つところを見極めていく作業は 人間にとっては大事なものだ 
 どうして 日本ではこうした 分野の枠を超えた議論ができないのだろう? それは 大人が(社会の中枢にいる大人が) 自分の所属する団体やら会社という枠を超えて物を考えたり 行動する人が少ないからだと思う 先のマイケル教授は 意見を述べる人に対して なぜなのか? その根拠になっているものは何か? と突っ込んでいく それは 特定のものだけを考えていては 必ずどこかの壁に当たる 自分の枠を飛び越えていくことが要求されるのである これは けっこうきついことだ そして いろんなものを背負っている大人には 困難な作業でもある いつの日か 日本の大学で こうした議論ができる日が来るだろうか? 

 格闘技で頂点を極めた須藤選手が 引退後 こんなことをやっている 素晴らしいと思ったので 是非 どうぞ 彼は天才かもしれない・・・↓

 須藤元気 

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