自然や生態系

イノシシ出る! 獣害について・・・

bbf7982f.jpgさて 今日は畑に新たな人が・・・といっても 知らないおじさんが僕の広い畑の横に 軽のバンを止めて じっと畑を見ている 近寄って声をかけると オレンジのベストと右腕に腕章(猟友会)の文字が・・・ そうなんです 最近この畑に 動物らしき足跡が・・・僕はシカかな?とか思って そのおじさんに (これシカですか?)と聞くと (いや いのししだよ このあたりにはシカはいねーな)とのこと 出たあああ! いのしし 猪突猛進のあのいのししがとうとう出ましたあ! (てことは 糸とか張っても意味ないですよね?)(ああ だめだな・・何やってもだめだな)とのこと そう 獣害でも いのししはかなりやっかい コンクリートの壁でも作って防がないと 無理 トタンぐらいだと平気で破ってしまう 昨日 播いた大根のベッド 早くもマルチが踏み荒らされていて 今日 密閉トンネル張る予定だったのを急きょ変更した ぴかぴかのトンネルを穴でも開けられたら目も当てられない 

 以前の農園では シカと猿が凄かった なので 次の場所では獣害がないところとして この成田を選んだ 千葉には山がない なのでほとんどこのあたりでは 獣害はないはず・・ 今年は 冬眠前の熊が暴れているようだけど いのししもそうなのかね

 よく 動物保護団体やらが こうした獣害を駆除することを反対するわけだけど なぜ リスクを背負っている僕らに対して なんら生活のリスクを背負っていない人たちが こうした問題に言及できるのかがわからない 第一の当事者は 被害を背負っている 農業者であり 被害者の意見が尊重されるべきだと思うけど・・・
反対する気持ちはわかるけど だとしたら 最初に被害を受けた人に対して 被害の補償を約束した上で 交渉のテーブルに乗りませんか? と声をかけるべきなのではないだろうか
 以前 どこかの環境学者が 駆除は根本的解決にはならない 生態系全体の問題として捉えて 長い目で(10年単位で)解決の道すじを探るべきだ と言っていた もちろん正論です 僕もそう思います でも 今日明日 明後日の生活がかかっていたとして そのスパンはきつい 僕ら農業者は 多くの場合 発言権もなく 立場が弱いことが多いけど これが 大手企業が被害者だったとしたら (ナパーム弾で山全体を焼きましょう)と 実力行使に出るやもしれません(アメリカか) ま 実際 被害を食い止める手はない で 昔 ふと思ったのだけど どっかの動物園から ライオンのおしっこをほんの少しもらってきて 薄めて 畑の周囲に撒いたら 他の動物は寄ってこないんじゃないかな と これ意外にいけると思うんだけど どうでしょう? 今日の写真 きれいな夕焼け 

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