『旬の有機野菜セット』

10月第4週「旬の有機野菜セット」~葉付き人参も出たよ編~お米の価格

91e4923b.jpg10月第4週「旬の有機野菜セット」~葉付き人参も出たよ編

さつまいも 葉付き人参 白菜 小カブ ちんげんさい 葉大根 マスタード ルッコラ
おまけ(キャベツ 茄子 きゅうり ししとうetc)・・・今日の写真

 さて さつまいもが初出荷 でも我が農園はさつまいもは家庭菜園レベル そんなには作らない 理由は簡単 僕があんまり好きじゃないから・・・(だってさつまってご飯のおかずにはならなくね?)それと 周囲はさつまいも畑ばかりだから ちょっとやそっと作ってもしょうがないかな って思うし・・・ 葉付き人参が本格出荷始まる ま 今年は人参の発芽全体の半分にも満たないので 量も期限もずっとというわけにもいかないけど がんばって出荷する 10月はまだ気温が高く 白菜がどんどん虫と病気でやられている まだ 出荷が始まったばかりというに すでに 何ベッドも全滅となっている 個数にして 1000個以上か 参る たぶん このペースだと途中で足りなくなるのは間違いない 

 10月に入って 今年のコメの状況が発表されている それが凄い 新潟では1等米の割合が なんと!17%しかない 当然 収入も減る ただでさえ 米の引き取り価格は下がっているというのに・・・これで また 米作りやめる農家に拍車がかかるでしょうな
 その一方で 某大手百貨店でこだわりの農産物展なるものがテレビでやっていて 有機農業のメッカ 山形の高畠町の無農薬米が 5キロ 7000円!!! 20キロでもなく 10キロでもなく 5キロ! いや 凄いね この農家の取り分がいくらかは知らないけど その価格で売れたら フェラーリの購入も目前だろう 格差社会が定着しつつあるこの国で 第1次産業でも それが当たり前になりつつある 生き残るだけでも大変な世界において 笑いが止まらない農家も現実に存在する 農産物というものは 本来 トイレットペーパーと同じもの(と僕は思っている) 生活に必要なもので なくなったら安価な価格でいつも手に入れられるもの でも 今後は それは難しくなるのは目に見えている 安い農産物は ほぼ外国産 国内で作られるものは 高付加価値なるものが付いて 目の球ひんむく価格 オンリーワンなる勝ち組にならねば 買う側の消費者も 生産者も生き残れない 

 優秀な人はがんがん儲けるのは当たり前 だけど ぼんくらな人でもそこそこ生きていける というのが 健全な社会なのではないだろうか それこそが 豊かな社会ではないのか? 優秀な人しか生きていくことができない というのは 不幸な証だ 全員が イチローにはなれない 草野球で一生が終わる人が大半だ そんなに ハードル上げて 何を目指す? 

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