田舎暮らし

じゃがいも芽かきと休眠期間 駅(ステーション)対国道(ロード)

bb34770b.jpg朝から雨 奄美大島ではもの凄いことになっている 奄美といえば 農産物はなんだろうか
どちらにしろ 多大な被害を被ったことと思う 同業者として 心中お察し申し上げます

 畑には入れないので 古民家にてじゃがいも芽かき第1段を行う(今日の写真 これがじゃがいもの芽です) じゃがいも君は 収穫して保存しておいて 順次出荷に使うわけだけど その保存がこれまた難儀 スーパーなどにあるものは 通常 専用の保冷庫を持つ 産地から送られてくるので ぴかぴか しかも 芽が動かないように 場合によっては 植物ホルモンや 放射線でもって 芽が出ないように外部から働きかける これを 強制休眠といいます ま むりくりに寝かせるのですね ま 僕のように何もない 納屋で保存していれば当然 芽が出てきてほっとおいたら 使えなくなるので あわてて芽をかいていきます

 じゃがいも君は 掘り上げてからすぐには芽が動かない 休眠期間というのがあって(60日~140日)品種によって随分違う アンデスなどは 休眠期間が短く 掘り上げたら どんどん出荷していく 十勝こがねなどは 長くて越冬させて出荷する しかしその場合気温を低くしておかないと これまた保存は困難 2度くらいがベストだけど 当然専用保冷庫が必要となるわけですね・・・てことで 結論は 保冷庫買えよ! っていう話でした・・(うう 欲しい)

都会は 駅(ステーション)の文化 田舎は 国道(ロード)の文化・・・だと思う
なので 都会では 電車に乗る 人のサイズに合わせていろんなものが作られている 店舗は基本的に 歩いて入るものだ 対して 田舎では 幹線道路である国道を走る 車のサイズに合わせていろんなものが作られている パチンコ屋さんや ファミリーレストランなどが 国道沿いにずらっと並んで 車で行くことになる なので 当然 田舎ではいろんなものが 直線的になっていく そして 無機的な建物が国道に並び 一歩外は 田園スペースとなるわけだ 移動はすべて車になり 目的地 A→B へと移動するその間には 単なる移動という目的以外 何もなくなる 対して 都会では 歩きながらの移動になるわけで 目に飛び込んでくるいろんなものが 刺激を与えてくれる 手にとったり立ち止まったりして 商品だけでなくて その通りの匂いや雰囲気なども感じることができる 

田舎の国道沿いには 日曜日になると 一斉に家族やらカップルやらが車で大挙押し寄せて
大渋滞になる ここ成田ではまさにそんな田舎の町だ そして そこからは文化の匂いは感じられない なので 僕はたまに 上京して 散歩がてら歩いて町の雰囲気を感じてみたくなる そぞろ歩いみたい そうした意味で 田舎では散歩という行為は存在しない だいたい 果てしなく広がるさつまいも畑の貫く 農道を歩いていたら 軽トラやトラクターにはねられるってもんだ・・・・ ま 田舎起こしとか 村起こしとか そのあたり都会と田舎の持つ特徴をそれぞれうまく ミックスさせて考えることができたら 何か田舎でもおもしろい仕掛けができるかもね・・・・ 

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