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ヴェレダ化粧品様 トークイベント お世話になりました!

37156acc.jpgさて 今日は朝から電車に乗って 都内へ行く 久々の都内 電車が都内中心部へと近づくにつれ どんどん人が多くなる これだけ電車に乗らないと サラリーマン時代のように揺れに合わせて立っていることができない 必死に吊革にぶら下がる あげくの果てに 入口付近で降りる人に巻き込まれたりしてあわてて再度電車に乗るという醜態 うーむ 百姓にはきつい こうして めったにない都内へと行くときは 普段畑といるときと違って なんといっても 人間観察にいそしむ 成田の田舎には決していない人たちがたくさん見れて じろじろ見てしまう そういう意味であなたのことを見ているわけではないんですよ と 妙齢の女性に言いわけをした方がいいと思うぐらい 正面切って僕は見ているようで 不審な視線を送ってくる方がいて 心苦しい 僕はもう 都会で行われていることのほとんどのゲームを途中で降りてしまった人間なので 対岸の火事のように 街を見れる気がする ほー そういうのが流行っておりますか と心でつぶやきながら 人やモノやいろんなものを見れておもしろい 僕から見れば モデルさんのようなカップルがいて そばによるだけで ナイフの切っ先で切られるぐらいのすきのなさに 思わず たじろぐ(でもみんなこぎれいにしているよね 僕も 昨日必死に風呂で爪の垢落としたけどね)

 本題 何かとお世話になっている ヴェレダ化粧品様のトークに呼ばれた 対談のお相手は 野中博士さんというドイツでの製品制作にもかかわる凄い方 でも 気さくで話しやすい方で 僕はほっとする 毎度毎度 そうなのだけど こうして お話するときは 場所が変わろうとも 一定のお話しかできない 僕は百姓なので 現場の畑で感じたことや普段のことを話す方法しかないわけで 今回も そうなわけで ヴェレダ様には ご迷惑をかけたかもしれません 野中先生の (ヴェレダのドイツの幹部は 人智学や農業講座の読書会など 真剣に取り組みほぼ理解をしている) との話には 驚愕した それはまじで凄い シュタイナーの難解な文献を実践しながら 商品としてのオーガニックを生み出し 世界に販売する それは 並大抵のことではない まったくもって頭が下がる思いだ 僕もまだまだ勉強が足らんな と痛切した次第です 今回も スタッフの方は 文字通りしゃきしゃきお仕事をされまして 武骨な百姓をきちんとリードしてくださり 心より 御礼申し上げます そして お野菜も完売!!! お越しになったお客様 お野菜も買っていただきまして 誠にありがとうございました 農業の持つ暗い話など 御不快でしたでしょうが どうぞ
百姓のたわごとでした お許しくださいませ 是非 またの機会がありましたら お会いできればと思います ありがとうございました!

 その後 11月21のイベントの打ち合わせで 身内のHさんとNさんとお茶をする Nさんが体調が悪い様で簡単な占いをする 言葉は文字通りエネルギー その人の身体の中に沁み入るように 流していくのがいい 11月21も バイオダイナミックのさらなるディープな話ができると思う なんせ 実践者が二人だからね これはもう誰にも止められないぜ

夕方5時過ぎには こせがれネットワークのイベント 農家サミットなるもので 六本木農園に行く 久々だったけど ここは熱い ほっとだ たぶん 今の日本の農業でここが一番熱い 事務局脇坂氏には (一日も早く 農水省とJAを傘下に納めて欲しい)と要望する まさに そんな勢いだ この場に居続けることができるかどうか たぶん 生産者にとっては とても厳しいハードルがいくつもある いやはや 最先端は凄いことになっている
 そして 今回 感銘を受けたのは この六本木農園のオーナー 以前 農家ライブの時に初めてお会いしたのだけど 一目でタダものではないとわかった あまり話せなかったので 今回は 捕まえてじっくりお話しすることができた 六本木農園というレストランを経営し 音楽から出版はたまた医療 そして 最近は何をおやりに? の質問に (ええ 今回映画を作りまして・・・)とのこと うーむ 職業の枠を完全に逸脱している なんと企画からお金集めまでをこなして 映画も作ってしまう 何をどうやって物事を進めているのか? と 思わず質問してしまう 時代を作る という言葉は 一見使い古された言葉のようだけど 時代は人が作っている そしてこの方は確実にその一人だ とても勉強になります と頭を下げた 

 帰りの電車では 頭を使いまくったので 首から上が熱い 六本木から成田まで 電車の乗り換えが全くわからず 一回一回切符の買い方から番線まで 計4回聞いて なんとか成田にたどり着く(だってもう本当にわからないんだもん) 成田に帰ってきて 闇夜に浮かぶ広大なさつまいも畑の中車を走らせていると ほっとする 成田に来て4年 ようやくここが故郷になりつつあるのを感じた まだまだ これからが百姓本番 先は長く まだまだ百姓人生は続いていくのだ・・・

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