１２月第３週「旬の有機野菜セット」～ターサイ曼荼羅編

伯爵かぼちゃ　おふくろ大根＋赤大根　白菜　人参　ターサイ　ちんげんさい　かつお菜
春菊　マスタードサラダ

　さて１２月も半ばで　今年は今のところ暖かい　でもいよいよ本格的寒さがきそうな感じ
かぼちゃが久々の出荷　おふくろ大根が好調で　これから３月までがんがん出していきます
そして　なんといっても　たーさいが好調（今日の写真）　大きいものは箱に入りきらないものもあって　大きすぎるのもなかなか大変　今　毎日たーさいごま油と人参でざっと炒めて塩で食べているけど　これ最高です

　１１月はイベントがあって　たくさんの人と会うわけで　当然だけどお祭りモードだった
今は　一人静かに黙々と　この寒さの中　畑仕事をしているとひと段落して　モードをギアチェンジするように　３速ぐらいでゆっくり走らせている感じ　来年のことを見据えて　今は踊り場の階段のところで　足踏みしながら次のドアがやってくるのを待っている状態だ
　畑仕事や農業というものは　毎年その時期が来たら　同じことをやる繰り返しだけど　昨年と同じものもあれば　全く状況が変わるものもある　特に　こちら側　自分の中で何かが変わっていれば　同じことやっても　結果や受け取り方も変わってくる　
　やはり　冬は内省モードに入りやすいから　自分の内面を見たりして　冬の長い夜に　本を読んだりできるのはいいことだなと思う　

学生さんの就職難って　ほんとみたいだね　僕は大学７年もいたので　まともな就職活動は経験ないけど　何やら３年生になった途端に就職活動しないと間に合わずそれでも　内定は難しいらしい　それで　先日　楽天の決算をすべて英語でやっている様がテレビでやっていたけど　ふーむ　これからの企業に入るには　ライバルは外国の学生という案件も入ってきて　ますます大変なことでしょうね　
　でも　明らかに　中国や韓国の学生さんの雰囲気を見てると　やる気と努力の気合いが日本の学生とは比べ物にならないような気がする　そうなったら当然企業は優秀でやる気のある人を選ぶだろう　僕らのころもそうだったけど　無気力で何をどうしたらいいのかわかっていない若者なんて山ほどいたわけだけど　今の２０代の若者で　リスクを取って　（ふん！そっちが俺を選ばないならこっちから願い下げだ　俺は自分で勝負してやる）的なのりで　起業を目論むような人はどれぐらいいるだろうか？　この時代に　同じ紺のスーツを着て　きまりきった台詞でこの就職難を乗り切ろうとする様は　選ぶ側の企業と選ばれる側の学生　両方とも同じ奈落へと進んでいるように思うのは　僕だけだろうか？

　もし　そうしたノリで　農業をやってみようという世間知らずの若造がいるとしたら　がんがん頭ごなしに説教してやるけど　でも　是非がんばって欲しいし　応援したい（僕自身がそうした世間知らずのあほな若者だったからです）　１０年もたてば　僕自身がもう古い世代となるわけで　新たな農業の波を起こすのは若い人しかありえないからだ　
ま　チャレンジして食べていけるのは　１００人に一人？　１０００人に一人？　１万に一人？　やってみなはれ