田舎暮らし

素敵なクリスマスの過ごし方 田舎暮らし

fde1578b.jpgさて もうすぐクリスマス イブは毎年 パークハイアットのスイートを予約している 夕方にはチェックインをして すぐに ピンクのドンぺリを開ける キャビアのつまみを魚に
メインのフォアグラのパイ包みまで ゆっくりと時が過ぎるのを楽しむ 左手には キューバ産の天然極上の葉巻きラ・コロナ・コロナが手放せない BGMは マイルスの切れたジャズに決まっている・・・・あ 今目が覚めた・・・寒いな・・・さあ畑へ行って出荷作業だ・・・ 実際にバブルのころはこうしたことをやっていた人はいたと思うけど 2010年のこの時代 上記に書いたイブの過ごし方をうらやましいと思う人はどれぐらいいるだろうか? この時代に どうやったら楽しく素敵なひと時を過ごすことができるのか 都市ー田舎 この二つの中で これからの時代に もっとおもしろいクリスマスなんかの過ごし方のモデルってそろそろ出来てきてもいいんじゃないかな? と思う(もちろん畑でドンぺリ開けろってことじゃないけど)

 いやはや 今日の朝は寒かった おかげでお野菜の収穫・出荷が大幅にずれ込む 動画でも配信したけど 葉物なんかはしばらく待たないとどうしようもないので 畑で包丁握りしめてぼーっとする 朝5-6-7時ぐらいが 放射冷却で太陽が昇ってくる直前が凄まじく冷える 畑がきんきん言っているようだ 育苗ハウスも完全密閉 春の育苗もスタートした
さあ これから本格的冬が来るわけだけど 気持ちはすでに 春だ 4・5・6月の畑をどうデザインしていくのか 夏野菜も絡んできて こうして また新たな一年が始まるといいうものだ

今日ラジオで 定年退職して 念願だった栃木の那須高原あたりで土地と家を購入して夫婦でのんびり田舎暮らしを始めて 半年という人が出ていた そして悩み相談みたいだったのだけど (いやもう最近やることがなくて サラリーマン時代に毎晩飲み歩いていたので 飲み屋もこのあたりはないしで 困ってまして・・・) 家庭菜園もちょっと始めたそうだけど 結局無精なので 途中でやめてしまって 週に一回 遠くのスーパーまで野菜など買い出しに行っているようだ 隣の家まで数キロ 人と会うこともなく 夫婦二人で間が持たない とのこと・・・ま よくあるパターンですな 都市の人が田舎というものに幻想を持ちすぎている一つの証拠でもあるだろう パーマカルチャーの講座を受けているときにもそう話したことがあるけど 基本的に 田舎暮らしはやめたほうがいいと伝えることにしている
 農業をやるために とか ろくろの工房があって とか 病気の療養とか 何か明確な目的がないと 田舎は難しいというのが僕の考えだ 僕自身この成田で畑をやらなかったとしたら ほとんど意味はない場所と言える その意味で 田舎暮らしとは 自分の側の問題であって 周囲のことがあと回しになるわけで 外の世界との繋がりをどうするのか・・ という問題は 何も都市であっても 田舎でも同じことだと思う 
(定年帰農も勧めない 若くて体力ある人でも成功するのは難しいのに 大切な老後の資金を使ってやるのもね・・・) 今日の写真 がっつり霜が降りた 生育中のからし菜

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA