自然や生態系

大豆 地代 冬

2478b78d.jpgさて 今日の写真 先日お世話になっている 高柳家さんのところに正月のご挨拶と地代をお持ちする その際 庭に広げていたもの これは大豆 そう この冬の時期に大豆を準備するものといえば 味噌作りだ 高柳家さんのところでは 味噌始め しょうゆからな種油
小麦とすべて自給している 有機農家といえば 自給という言葉がイメージされると思うけど それは 第一世代の既存の農家さんの話 僕のような 新規就農者で有機農業を始めた農家の大半は 自給はおろか 自前の家すら持ってない 田舎で賃貸に住んで 食べ物だけを自給することを考えたら それはちょっとむなしい話の気がするな

 で お正月をちょっと過ぎてから 地代を持って地主さんを回る 広大な農地といってもたかが知れているのだけど それでも格安で借りていて年に一度の支払いのときにはとても助かる で とある地主さんのところで 今借りている周囲 全部入れると1ヘクタールぐらいがごそっと空いている なので もしよかったらその一部でも借りたいという話をしてみたのだけど おばあちゃんはなかなか話が聞き取りにくかったのと 旦那さんは どの畑がどの地主さんで とか よくご存じないようで すぐには決まらかなった また 来週 顔を出します ということで 一時撤退・・・農地法で決められている 日本の農地は必ず地主がいて たとえその地主が耕作していなくても 小作という形で必ず耕作者がいるのが前提となっている だけど すでに 有名無実となっているのが現実だ 大半の田舎の地主は 農地には関心がない 代が若くなればなるほど その傾向は顕著だ

膝が痛くて それをかばっていたら 今度は腰が痛くなってきた 今出荷している大根なんかは 畑の中から軽トラに持ってくるのがけっこう大変 だけど 膝のことをブログに書いたら お客様から 大量の湿布をいただいた うーむ ありがたいことだ これだから 宅配はやめられない お客様はいつも 励ましや暖かい言葉をかけてくれるわけだけど 僕がお送りしている野菜よりも 僕が受け取っているものの方が大きいのは間違いない すべてをこうして お客様に依存しているということは それ自体 単なる生産者の範疇を超えていると感じる
 
 冬の空はいいね 成田から飛び立つ機影がとても近く感じる 冬は寒いけど それはそれでいいところもあり 夏は夏でそれもいい この寒い時期に味噌を作るのは 空気中にいる微生物がより 清浄だからだ いいね 僕は冬の大雪が降る寒い朝に生まれた だから 暖かい常夏の島に憧れがあるけど 行ったことはない この成田と言う地は温暖な千葉のチベットと言われるぐらい寒い だから 人間にはつらいけど 野菜にはいい ま 農園移転の際 温暖化を見越して 神奈川よりも寒いところを選らんだわけで しょうがないのだけど・・・ うう 腰が痛い 
 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA