自然や生態系

E畑埋まる とても大事な1週間

f017dc61.jpgさて 今日も風が強い日 すでに春3番ぐらいか・・・ 今日の写真は E畑 1反ぐらいの畑が早くも埋まる 春の作付けも佳境に入ってきた 夏野菜の出番が近づいてくる 今日は研修生Tさんと 白菜キャベツなど 5ベッド近く植えまくる
時折 サハラ砂漠並の嵐が吹き荒れて 砂埃が凄い 近くの畑は 雑草一本ない さつまいも畑 慣行農法だと こうして 表土の流失というものが起きるわけだけど 僕からすると せっかく作り上げた土なのに もったいないと思うわけだけど 慣行農法の人たちは 気にしないみたい・・・

 さて 先週の金曜日に起きたこの災害 あれから ほぼ一週間経つけど 予断は全く許さない状況だ おおげさだけど たぶん 今後の日本100年を占う意味で ここからの数日は大きな意味を持つだろう たぶん この週末が山だろう すでに この一週間で 時間の流れが速くなっている きづいた人は多いけど たぶんもう 後戻りはできない・・・
地震が起きてからの その人の行動や言動 そして 考えていること すべてがひとつの試練となって これからのその人の 人生を左右するだろう 何も答えはないし 正確なモデルもない ただ 自分の行きつく先は 自分の責任でもって決まるということだけ

先日 出荷していた時に ふと茨城の友人有機農家さんに電話してみた 今回 茨城は千葉よりも状況はひどい 詳細を聞くと かなり復旧したものの 一部出荷できない状態が続くようだ 彼曰く(こういう時 人間性出るね)そして 先日の地震のことについて書いたブログがよかったと評価してもらった・・・どんな職業なりが基盤が固いのかはわからないけど 少なくとも 僕らのような仕事は 本当に基盤も何も脆弱だ 彼はずいぶん 僕なんかよりも儲けているサクセス有機農家だけど なんとか大丈夫と聞いて 僕も正直ほっとした もし この成田が茨城のような状況で お野菜が出荷できないようになったら 僕の場合 すぐに破綻する 
 1カ月の猶予もなく 今後のことを改めて考えなければいけないようになるだろう・・・
お互い そんな中でも 腹をくくってできる ということは 何なんだろうね?と 話が膨らむと (やはり アホだからなんじゃないの?)という僕の言葉に お互い くっくと腹の底から 自重した笑いがこみ上げた(ついでに俺はだめ人間だしな)

 あと半年で定年という東京電力の人が 福島の現場に向かう有志に自ら参加すべく手を挙げたという記事がヤフーに掲載されていた 18歳から 原発を運転してきたベテラン社員
普段寡黙なそのお父さんが 現地に行くということで 娘さんは 誇らしくて涙が出たと言う その人のみならず たぶん 現地で今悲惨な現実と戦っている多くの方々は たぶん 覚悟を決めていると思う 僕は そうした人々と共にいたいと思う 迷うことなく 火中の栗を拾うことができる男でいたいと願う 
 今の日本の状況は それぞれが今この瞬間に考えていることが その後のその人の人生を決める とても大事な時だ たぶんここを境に 永遠に会うことのない別れがくるだろう そして 同時に新たなものもそこから生まれる 目に見えない世界と 現実の3次元世界とが ここまで緊密になった時はなかったのかもしれない 

明日は出荷日 野菜を箱詰めしているときに もしかしたら日本がさらに大変なことになるかもしれない ならないかもしれない 僕は先週から 何度となく 自分に言い聞かせている(腹はくくったか?)と・・・審判は突然やってくる アウトかセーフか・・・ ただ プレイヤーは 必死にやるだけさ・・・みなさん 共に頑張ろうぜbaby-(ださくて誰もついてこん)

2 thoughts on “E畑埋まる とても大事な1週間

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