4月第4週「旬の有機野菜セット」~コリアンダーとルッコラのおされ編
(じゃがいもor葉玉ねぎ) 春大根 キャベツ 小かぶ かき菜 かつお菜 コリアンダールッコラの花芽(今日の写真)
さて いよいよ 白菜のとう立ち菜も終わり じゃがいもも終わり キャベツも今週で終わる いよいよ 野菜が少なくなってきた そんな中 コリアンダーとルッコラの花芽を出荷する ちょっとおされな春のテイストを演出してみました
コリアンダー 僕は苦手で試食できないけど 一部のお客様からは 好評でした これ 秋口に 適当に播種機で播いてどこに播いたのかも忘れていたぐらい 先日ふと収穫に訪れた際に あれは何だっけ?と おお?と思って 覗くと わんさか大きくなっていたので あわてて出荷したという感じ こんな適当に播いたものができてきて 必死に苗を作って 畑に植えて トンネル張った春白菜が 全滅・・・ま これが有機農業の極意 ですな
連日働きまくっているけど すでに 仕事が遅れ始めた なんとも立てこんでくると どうにもならない 今これを書いている時点ですでに 微熱がある(たぶん38度ぐらい)疲れがたまると熱が出るわけだけど 43度以上にならないと (熱がある)と言ってはならない というのが 年に一度配布される 有機農業ハンドブック(通称鉄の掟)に掲載されていて そこに 有機農業者としてふさわしい行動マニュアルが決められている それによると 軽トラが溝にはまった場合 片手で持ちあげること とか 収穫コンテナに満載したイモ類は 4コンテナ以上同時に持つこと(最低100キロ以上) 土壌1ミリ四方の中の 好気性と嫌気性微生物とを 5分以内に分けること とか・・・(ね?熱があるでしょう?)・・・失礼しました 当然ですが 真っ赤な嘘です(ちなみにどこから送られてくるんだ?)
初恋・・・素敵な響きだ 誰もが経験し それが一生の思い出になる人もいれば 苦い思い出になる人もいるだろう 僕はその両方だ 中学1年の時 クラスで一番かわいい子から告白されたのだけど なんせ 今から数十年前の 原始時代のジャングルのようなところで育った山育ちの僕に 何がどうできるわけもなく ただただ 戸惑うばかりだったけど 実は僕もその子のことが好きだった なんだかよくわからないのだけど 隣同士の席になり(たぶんその子の女友達のしわざ) 毎日が楽しく毎日が緊張していた ばれんたいんでーなるときも チョコをもらったりしたけど うまく返事すらできなかった僕は 自分の気持ちとは裏腹に 冷たい態度になってしまったようで (嫌われているみたい)と 女友達づてに言われて 悩んだものだ その後 とてもきれいな子だったから 他の男の子に告白されて つきあうようになったと噂が広がり 僕は人生最初の 失恋を経験した その時 中学2年 14歳だった 僕はそのショックもあり 部活動に打ち込み 気づけば 県を代表するアスリートになっていた そう 男が頑張るときなんて たいてい そんなコンプレックスの裏返しだ・・・・初恋の人に会いたいか? いや 僕は会いたくない だって 今はもう単なるおばさんだろう 僕が頭の禿げあがったうだつの上がらない中年オヤジのように・・・ 目を閉じれば あの中学1年のプレハブの校舎で どきどきしながら過ごした日々と あの時のかわいかった彼女がいつもいるように思う そして 何が驚愕するかといえば ひょっとして 今でもその時の彼女がずっと好きかもしれないという事実だ でも それを認めたら 今までの僕は何だったのだろうと 自分の成長のなさと未熟さを受け入れざるをえないわけで 焦る・・・(だから 熱があるって言ったでしょう?寝る)