コラム・百姓から見た世のつれづれ

赤おくら ロックと総選挙 震災離婚に見る人の本音

6月9赤おくら

今日の写真 赤おくらです 夏の野菜が生育中です しかして 今日沖縄が梅雨明けだそうです ひえー!早すぎる 観測史上最速だそうです いやはや参ったもんです 日本の四季は 春夏秋冬だけど たぶん もう別の新しい季節が存在しているんだと思う これを生態系の狂いと見るか 進歩と見るのか 地球の意志は僕ら人間ごときにはわからない 月末に待つ じゃが掘りはどうなるんだ?

 さて 今日は6月9 ロックの日だそうです そう ロックンロールです 僕の好きなものです だけど これって 先ごろ亡くなった 清志朗が歌ったように モンキービジネスなんですね そう 若者をだますマジック(魔術)みたいなものです だけど そこには必ずそうバカにできないものが潜んでいて 年を取っても 忘れることのできないものがあるんですね でだ そこへいくと 今日 ヤフーニュースで (国民大注目!総選挙!)とあったので え!管さん 不信任否決で生き残ったんじゃないの?と混乱したけど 何やらアイドルグループのイベントらしく 詳細を見ると そのくだらなさにひっくりかえりそうになった・・・何やら CDを一枚買うと 投票権が付いてきて それで好きな女の子を投票できるというシステム・・・うーむ こんなにあからさまで どこにもマジック(魔術)が潜んでいないシステム 僕は 本当に一度真剣に聞いてみたい そこらへんのどこにでもいる女の子を集めて 自分に自信を持てない若い男の小金を捲き上げるシステム 大人として恥ずかしくないのかと問いたい秋本康 そのくるくる回る頭を東電の連中に叩きこんでやってくれ

 震災による離婚が急増しているそうな・・・哀しい話でもあり 人間らしい話でもあり・・有事の際には 人間は本音が出る 修羅場にならないと その人の本質が見えないということはよくあることで 今回の震災直後 愛人を守ろうと走った 主人とはもうやっていけない ということのようだ・・・逆に 命がかかった場面だからこそ 本当の自分に出会えたということもあるだろう 何が自分にとって 大事だったのか 何が欲しくて 何が余計なものだったのか・・・ 3・11は たぶん 日本人の奥底に眠る何かを 揺り動かしたように思う もちろん 何があろうと 既得権益を死守する勢力というのは 巨大で社会の隅々までその利権を張り巡らしているわけだけども 実は 人の潜在意識にまでは その力は及ばない そう 村上春樹氏言うところの (リトルピープルが聞いている けっして口に出してはならない) わけで じわじわと新しい時代の扉が開いてしまったのは明白 
 あとは 粛々と既得権益者の見えない領域で事を為していくしかない ま それには 農業と言うのは 格好の隠れ蓑なんですね 誰も 百姓が時代を作ろうとしてるなんて 思ってないからね・・・・

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