自然や生態系

苗パンパン 台風と猫 生態系のルールと農業と人生のスパン

9月3育苗中白菜

今日の写真 ハウスの育苗中の野菜 これは 白菜君たち・・・もう ハウスは苗でパンパン この台風が過ぎ去ったら 怒涛のごとく苗を植えまくる 植えて植えて植えて 虫に食われて食われて食われて・・・いかん! 植える前から 希望を捨てるな! 有機農業者よ!ま しかして 植えたら 実質あとは 祈るのみ・・・

 今回の台風は 関東直撃は免れたけど 北関東では雨が凄い ここら成田あたりでは それほどの雨ではない
風もたいしたことはなく このまま過ぎ去ってもらえるとありがたい しかし ここ2~3日 奇妙な光景に出くわす
 道路を普通に 軽トラで走っていると やたらと 猫やらが轢かれた 遺体が多い 昨日は 2体 今日もすでに2体 しかも 今日は 向こうから走ってきたワゴン車が 轢いた直後にすれ違ったようで ワゴンを運転していた 女性の方は おろおろしていて 車を脇に寄せようとしていた時に 僕とすれ違った
 ふーむ・・・台風と猫 何か関係があるのか・・・ 猫は よく車に轢かれるのは みなさんもよく知っていると思う 彼らは 一瞬 相手を見て 道路上で立ち止まる癖がある そして 予測以上のスピードで迫る 車に対処できない
または 自分から走っている車の下に潜り込んでしまう 僕も一回 これで轢いたことがある あれはいやなもんだ
 
 そういえば 北陸かどこかで 空からおたまじゃくしかなんかが 降ってくる という現象があった そして 村上春樹の小説にもあるように 昔から 何かあるときには 空から何かが落ちてくる ということがあったようだ・・・
生態系は 常にメッセージを出している 昔 アメリカでネイティブと一緒に山に入った時に 木を切り出す前に かなり長くその木に祈りを捧げて その場を清める そして その木を切るのに その木本人にも許可を求めるのだけど その森全体を統治している 存在(ある場合には花とか ある場合には 単なる草 とか)にもきちんと許可を取る なぜ?とか どうして?とかの疑問は挟めない そこには 日本人にはわからない 生態系のルールがあった

 さて 農業と言うのは 一年という単位のスパンだ なので 春人参というのは 当然 一年に一回しかない これを聞くと なんだか ゆっくりしているように思うのだけど 実際は そうでもなくて どんどん季節は過ぎ去っていくし 一年に一回しかその同じ日はやってこないので 僕は農業を始めて この9月3 という日は 20回も経験がないわけですね なので 10年農業をやったとほざいても たった 10回の経験しかないわけです
・・・しかして これを人生にあてはめるとどうでしょう? 10年といえば 相当長いですね いろんなことがありますね 30代~40代と ひとつの世代をまたぐわけで 農業者としてはたいした経験もないのに 人生には いろんなことが持ちあがって いろんな経験をしていくことになるわけですな ふーむ いかに 農業というものは 奥深くしかも 時間がかかるものなのか・・・・ よく 言われることだけど 米を作り続けて 50年 というおじいちゃんがいたとしても (まだおいら 50回しか米作ってねーべ) なんて 言われちゃうと 僕なんか 身も蓋もなくなってしまうんですね・・・

 さて 怒涛の9月が幕が明けた さあ この月末まで頑張ろう!

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