田舎暮らし

ああ昨年のレタサイ 田舎暮らし

9月14 れたさい

今日の写真 昨年9月半ば出荷の レタサイ 昨年はこの端境期を狙ってなんとか出来たけど 今年はほぼ全滅・・・うう・・泣く てことで しばらく葉物が厳しいです・・

 朝晩 涼しくて畑にいると気持ちがいい 昼はちょっと暑いけど 例の35度とかに比べれば 全然楽だ もう 9月に入れば 残暑と言っても たいしたことはない こうして 酷暑を乗り切ることができた 今年は 4番目の暑い夏だったらしいけど 昨年が異常な夏だったので なんだか もうたいした暑さじゃない気がする 
来年以降 夏は どんどん気温が上がるのだろうかね・・・夕方 夕陽を背にして 落花生の収穫を行う この時間が好きだ ま 中腰なので 腰が痛いけど誰もいない畑が僕を癒してくれる
 この時期は 年で一番忙しいので とにかく時間に追われる 朝 昼と飯は適当で 夜もコンビニ弁当で済ますことが多くなった 家に帰ってご飯を作る気力がない  こうなると ご飯というよりも 餌に近い 我が農園の現状では とてもじゃないが ゆったりとした ご飯の時間を楽しむなんてことは当分来そうにないな・・・

 田舎で暮らすー これに憧れを抱く人は多いですかね? 僕は 農業の世界に飛び込んで 田舎で暮らし初めて 研修時代も含め 農園移転などで 日本の田舎を転々としてきて 今はここ成田で営農をしています 気づけば
自分の育った 中部地方の田舎から都市へ出て街中で暮らした時間と ほぼ同じ時間を 過ごしたことになります
 そして 今思うのは 自分の中には 田舎に対する 憧れといったものは全くないということです むしろ 逆に 一般の方が思うような まったりとした田舎的なものは 僕はどちらかといえば 好きではないのかもしれません
 僕にとって 田舎は 職場であり 表現の場であり 勝負の場です なので 都内で会社にお勤めの方と同じように 頑張って出勤して 仕事をこなすのと同じように 僕も畑に向かい 自分なりのノルマをこなし 必死になって 生き残りをかけて 働いています 

 むしろ 最近は 農業資材かなんかの買い出しで 成田の街中へ行った時など スタバへ寄って キャラメルマキアートを 飲んでみたりするだけで つかの間のオフ感覚を楽しみます 年に何度とない 都内へ出た時などは
できるだけ 普段と違う場所へ行った見たり 本屋さんを覗いたりして 都会の風を感じて 田舎とは全然違う時間の流れを体に取り込みます ま 都会では奇妙なことがたくさん起きてますが はっきりいって 僕の生活とは直接関係のないことばかりなので 対岸の火事ってことで へー?と 思えることばかりで なかなかの刺激になるのですね でも 暗くなる前には 家に帰りたくなりますね・・・ で たぶん 都市に住む人の多くが思っている 田舎の憧れ的なものは すでに 幻想近いものかもしれません そんな田舎は もう存在しません 
 そして 僕が将来 また都市に住むのか? と問われれば まさか あんなに家賃が高い世界は田舎で長年暮らした人から見れば 完全に狂っています なので 都市でもなく 今の田舎でもない 第3の道を模索したい というのが 僕の結論なのですね・・・・

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA