百姓の詩

食害キャベツ 9・11 そして テロ

9月9食害キャベツ

さて 今日の写真 さあ やってまいりましたこの季節 キャベツが防虫ネットの中で食害に遭っております まあ この季節に恒例の畑風景です 先日動画でアップしましたが 周囲のさつまいもの食べられ方が半端ない 例年以上に 凄い食害で 無農薬でやっている僕としては こりゃまいったな というのが 正直なところ・・・ま よく 取材などでも 聞かれるのですけど (害虫対策はどのようなことを?)・・・・・(何もしません) といつも答えます ま 何か対策して 効果が目に見えてあればいいけど そんな魔法のランプみたいなものはない 自然農薬? いろいろあるけど そんなもの作っている暇あれば 次の作付けに集中したい というのが本音 なので 結論として一番効果があるのは 百姓としての祈り・・・・です(決まった!) 

 例の 9・11が近づく 今日のネタは テロ・・・・テロといって思いだすのが オウム真理教だ みなさんあれはいったいなんだったのか 総括してますか? このオウム真理教の被害者 加害者 それぞれを丹念に取材して 2冊の本を出版したのが 村上春樹氏 そして これがベースとなって 昨年のベストセラー 1Q84 が書かれている 僕はその中の 教祖と呼ばれる男と青豆とのやりとり 数ページに渡っているのだけど いつもトイレに置いてあって 何度も読み返す まさに 1Q84の肝と呼ぶべき とても重要な部分だ 

 善と悪とはバランスであって しかも入れ替わりもする 常に変化している と書いてあるけど だとすれば 青豆とマダムが行う 絶対的善と信じて 行為を行うこと自体が 自分たちの立ち位置を固定すること自体が テロ ではないのか? という問いかけが生まれるのではないかと思う だとすれば 人は 常に自分が何らかの加害者であり 被害者でもあり そして そのどちらの可能性を排除することなく 瞬間を見極めたうえで 判断するしか手がない ということになる これは めんどくさい たいそうな めんどくささだと思う 
 オウム真理教は 絶対的悪 だと決めてしまうこと レッテルを張ってしまえば あとは 何も考えることはない
それに従い 行動すればいい そして マスコミや世間が張ったレッテルに乗っている限り これも楽で答えは明白だ そして 自分の頭でものを考えることをやめてしまう 

 アメリカは あの9・11から 戦争に突入して そして 疲れて 今は何を思うんだろう ビンラディんという半ば 神格化された存在に怯え テロの脅威は去らない アメリカの正義と アラブの正義 どちらが正しくて どちらが間違っている? そんなもん 誰にもわかるわけはない はー てことで めんどうなので 誰か頭良い人考えてください 貧乏百姓は 明日の大根の種まきで頭いっぱいなんだよ・・・・want you!
 

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