有機農業

てんとう虫君 放射能という危険の相対化

11月6てんとう虫

今日の写真 白菜収穫するときに 発見したてんとうむし君 てんとう虫君たちは 僕にとっては益虫 そう 使える奴らってことです ある有機農家は どこか畑の傍でてんとう虫君を発見すると わざわざ捕まえて畑の中で放してやるそうな・・・ そう 彼らの背中の七つの斑点は 僕には 誇り高いなんかの反旗に見えるぜ

 さて 先日都内で野菜を販売している場所などを見てきたりしたけども 特に放射能測定なども提示することもなく 普通に買っている 消費者の多くは特に気にする風でもなく野菜を買っていた 今度 久々に都内で野菜を販売するけども 放射能測定の数値をどこまで 測定した上で売らなきゃかな? とか 思っていたので 拍子抜けだった まあ そんなものかな と・・・・・
 現在 起きているこの事態 今 僕が感じていることは 放射能というものといかに付き合っていくのか ということであって 放射能というものをしっかりと 相対化 することが大事だと思っている 東日本に放射能がバラまかれたことは事実 そして 場所によっては 当然 危険なところもあるだろう そして 原発30キロ圏内でも安全なところもあるだろう 汚染されたということを 何かしらのけがれのように 感じて どこかへ行くことも 別にその人がそう判断するのも 自由だと思う(もともと人はどこへ行き何をしようとも自由だろう?)
 僕が言いたいのは 専門家と呼ばれる多くの人の数字やデータを知った上で 常識的に 自分で判断する以外にはないということだ そして この 放射能というものの怖いところは 30年でようやく半減期ということも含め 目に見えない恐怖 でも ただ ただ・・・

 食に関する リスク はこれだけではないだろう? そっちはどうなった? BSE Oー157 遺伝子組み換え いつだったか 生の牛肉での事件もあった あるいは 偽装の問題? そうしたものを含めて その危険性を すべて ひっくるめて 相対化 すること が大事だと思う(放射能が危険じゃないと言っているわけではけっしてない) 
 オーガニックがブームとなり この10年あまり ちやほやされてきたのかもしれないけども 今回の 放射能に対する 反応もまた 一過性のブームでないことを願う 今後 生産者も消費者も何十年とこの問題は 付き合っていかねばならない それは チェルノブイリを見ても明らかだ だとするならば 今から 10年経ったとして
誰も そんな放射能数値なんて気にしてない という世の中になったとするならば その方が 僕には 放射能よりも怖いことだと思っている そんなふうになったらなったで 生産者は そのときどう思うと思います?・・・ってことです

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