田舎暮らし

成田のパン屋さん夫婦 都市と田舎 その10ぐらい?

12月1いねパン屋さん

さて 12月に入った今日は朝から雨 寒い寒い一日 昨日は畑でTシャツ一枚で作業してたのにこの寒さ おかげで体調は最悪 雨なので今日はゆっくりしようということで 今日の写真 普段畑の写真ばかりなので 驚きの方もいるかと・・・はい これは パン屋さんのご夫婦です ここ成田に新規就農して5年(以前は神奈川でやってまして農園移転したわけですね)
 成田には 知っている人もいるわけでもなく 何の土地勘もなく ただただ 広い広い畑に魅せられてここに決めました もちろんそれは正解だったわけですが なんせ 誰も知る人のいない土地 何日も人に会わず畑をやることもよくありまして 時には 孤独が身に染みていきます そんな折 なんと研修時代の後輩が 沖縄に移住しておパン屋さんをやっていたのですけども 地元成田に帰ってきて パン屋さんを開いていたことが 発覚・・・そして ここ数年こうして お店に行って 営業妨害を・・・失敬! 美味しいパンを買いがてら 昔話に花を咲かせているわけですね・・・・

 このお二人 10代のころ学生時代に知り合い すぐに結婚 それから10数年・・・子供もいて こうして仲良く二人でパン屋さんをやっています 僕も仕事がら(占いの仕事ね) たくさんのカップルを見ましたけども 若くして永遠の絆を保ちながら 今後も愛を育んでいる夫婦というのは 稀なのですね まさに出会うべくして出会った二人です まだ 結婚する前の二人を知ってますけども 育つ環境というのが 人間大事だなと感じさせてくれます 
 ご両親の教育が素晴らしいというのが この二人からは感じられます 社会に出た時に どれだけ 底上げしてくれているのかが 教育 というものですね なければ 自分で努力して獲得せねばいけません・・・いつか こご夫婦の美味しいパンを扱いたい というのが 一つの目標です 

 さて 先のパン屋さんのように 田舎で暮らす ということは 何かをする ということです 田舎には何もありません 何もないから 通常 人は都会に出ていきます 田舎で暮らすことの本質は 作る ということです 何かを生み出す 作るという行為をしていなければ 消費するものはないので 時間が持ちません よく お年寄りのおじいちゃん おばあちゃんが 農作業をしていますが そこには 儲かるとか 職業だとかいった意識はほとんどありません 朝起きて 何をするのか?それは 畑仕事をするのですね そこには 田舎で生きて来た 自明の論理が存在します 田舎の農業の本質は そうした意味で 生きるということと作るということが直結した世界だったわけですね・・・
 そして 時代が変わり 僕のような変人が 田舎に来て 農業を始める時代になりました 僕の中には 作るということがありますが 生きるそのものが 農業なのか?と問われれば 若干違います 当然 飯を食べていくための ビジネスという側面もあります ただ お金だけでやれる職業ではないのは明白です(何度も言いますが ビジネスのみで有機農業続けられた人は見たことありませんやがてやめていきます)

 先週ぐらいから 明日も都内へ行きます 夜はビジネスホテルに宿泊して都市の中を動きまくります その中で感じるのは 向こうから何もしなくても何かがたくさんやってきますが 僕にとって興味があったり 役に立ちそうなものは ほとんどない感じです にこにこしてやってきますが 僕の財布が狙いであって それ以外には向こうも興味がないようです(そして僕の財布はペラペラなので相手にされません) 次第に 僕はいらいらしてきて 何も感じたくなくなり 早く 成田へ 畑へ帰りたくなります ま なので 都内は長居はできません ピンポイントクロスを一発上げたら仕事は終わりです 都内で生活している人は(冗談じゃなくて) 本当に尊敬します 僕には絶対無理なのですね・・・・(もう少し器用だったのならば違う生き方もあったのかもしれないと思う寒い12月のスタートでした) 

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