１月第３週「旬の有機野菜セット」～聖護院大根出荷編

　里芋　じゃがいも（十勝こがね）　かぼちゃ　白菜　赤ﾈｷﾞ　おふくろ大根　聖護院大根　タ―サイ　サニーレタス

　さて　今日の写真　聖護院大根　越冬ものができて来た　大きさばらつきがあるけども　小さいものは　小かぶのつもりで食べてもらえればと思います　煮ると独特の柔らかさがありますね　美味しいです　
じゃがいも（十勝こがね）　ほんの少し残っていたものを　出します　

　寒さが厳しい　古民家はいつも言うけども　外よりも寒い　寒さが固まってずっと午前中は張りついている　陽が当っている縁側に出荷作業の合間に抜け出して　ちょびっとなごんで　体を暖めてから　再びお野菜を詰めに　古民家の中に入る　そして　雨が降らないので　乾燥していて　指先は割れるし　畑はからからだしで　種まきするのに　この時期　灌水しようかな　とか考える（うう　水撒くのは寒くていやだしね　給湯器のお湯にしようかな　などと　軟弱になる）
１月も半ば　じゃがいもの種イモの買い付けに追われる　今年はいくつかの品種が全く手に入らない　どういうこと？と　仕入れの園芸屋に聞くけど　北海道で出来が良くなくて・・・とのことだけど　ひょっとして　品種の偏りが出ているのかもしれない・・　

　高橋がなり　言わずと知れた　元マネーの虎　のあのがなりさんだ　彼が数年前に　アダルトビデオメーカーを引退して　農業の世界に飛び込んだのは多くの人が知っていることと思う　用意した金は　キャッシュで１０億　それでも　彼の資産の半分に満たない　ま　勝ち組ですな・・・
　当初は細々と作物作りなども　やっていたけども　その後　レストランや流通に手を広げた　ま　ずっと赤字続きだったわけだけども　だんだんと　農業の世界に精通してきて　コツをつかんだか　黒字になってきたようだ
さすがですね　で　結局のところ　農業の世界では　生産をどうするのか？　というのが　永遠のテーマなのですね　生産をがっつり取り組めば　某居酒屋チェーン店と同じく　農産物自体で黒字にするのは　至難の業　なので　どうしても　組織で農業に参入する場合　てっとり早いのは　小売りと流通　そして飲食展開となるわけですね　そして　気づけば　社内の中で　生産部門がないがしろになる　というパターンになるわけです
　ま　そこはがなりさん　幾多の修羅場を乗り越えてきた経営者なので　僕は農業のしきたりを突破すべく　ウルトラＣをそろそろ出してくるのでは？　と　密かに期待している　

　彼のブログはおもしろい　特に　農業の世界では当たり前にいる　兼業農家をぼろくそに批判している　勝ち組である　彼が言うから正当性があるように聞こえるのがいいね　僕のような　吹けば飛ぶ貧乏農家がどれだけ　吠えても　負け犬の叫びとしか思われない　がなりさんには　今後も　どんどん　既存の農業界を批判して欲しいと思う　そして　農水省あたりの　審議会あたりに出席して　居並ぶ　お歴々を罵倒して欲しいと思う・・・（てか儲けてない僕も怒られるのは当たり前）