田舎暮らし

田舎の農家カフェ と 田舎で暮らすということ

6月2藤野長屋

さて 1昨日はオフ ってこともないのだけども 半分仕事で半分遊び 他府県へとカフェの視察 そして帰りにパーマカルチャー時代の友人宅へ・・・
 まずは カフェ 農家が自宅の敷地内にてカフェをしている というので勉強がてら行ったわけだけども 農家がやるカフェ というのはどういうものか? がテーマだ 僕が将来自分でやろうとしているカフェは どこにでもあるカフェではない 百姓である僕が畑の真ん中でやったらどういうカフェになるのか?だ そこには 通常ならばあり得ない演出や嗜好がなければ意味はないし まずもって 金がないわけで 資金豊かに豪勢なものは作れない そこを どうクリアしていくのか・・・・高速飛ばして行ったカフェは 田舎にあるのだけども 敷地の外からはとてもそこにカフェがあるとは思えない 果樹農家の大きな敷地の中に 実際に住居や トラクターなどの機械類もそのまま置いてあって その 使わなくなった大きな倉庫の屋根をそのままに 内装だけをカフェにしたもの 内装は素晴らしい 手作り感があって 文句はない 問題はメニュー はっきり言って美味しくない そして 自家製の野菜はほとんどなく おしゃれ感はあるものの 季節感もなく 量も少ない 都内にあれば普通の感じだけども わざわざ現場の田舎でやる意味はないメニュー ランチ 一人で1400円取るには リピートは厳しい・・・たぶん 料理を作っているその家の娘さんは 昔都内にてそうした仕事をして メニューのイメージを持っていて そこから発想している つまり 畑や土から メニューを作っているのではなく メニューありきの作りかた これでは 田舎でやる意味はない
ただ ロケーションがいいということに頼っているだけだ・・・・・と 素人が言いたいことを言ってみる ま 今の段階では知った風なことが言える やり始めたらそううまくはいかないのは 百姓仕事でいやというほど知っている・・・

 その後 パーマカルチャー仲間の友人の家に寄る それが今日の写真 雑誌やマスコミで注目の田舎での長屋暮らしとして紹介されている場所だ 友人は もとは都市で暮らし パーマカルチャーなどで田舎暮らしに憧れて 資金をみんなで出し合って 自分たちで 話しながら設計して 他人との同居生活を始めた その過程で多くのボランティアに来てもらい 分かち合い こうして立派なものを田舎で作り上げた・・・この外観から 中は素晴らしいの一言 宿泊でお金をもらえるレベル しかして・・・友人はその田舎に住み始めて 慣れてきて ようやくいろんな困難があることを知った そう 田舎で暮らすというのは 難しい それは そこに住んでみなければ見えてこないものだ そして 田舎では 都市と違うルールと掟が存在していて 地域によっても違う 僕が住むこの成田と友人の田舎とでは違うわけです・・・・友人は 雑誌やマスコミにしょっちゅう出ていることで 少し疲れていて しかも 自分たちの真意がなかなか伝わらない ということを嘆いてた ま マスコミなんてそんなもの 真実を伝えるメディアではない 
 都市に住むメリットとデメリット 田舎に住むメリットとデメリット 僕は都市にも田舎にも どちらにも 理想郷はないと知った だとすれば それぞれの メリットをうまく取り入れて できるだけ デメリットを減らして 都市でも田舎でもない 第3の場所を構築すること その中心に 農園があり その真ん中にカフェがある とういうものを作ろうと思う 

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