田舎暮らし

かぼちゃ収穫 一人のおばあちゃん・・・

7月15かぼちゃ収穫

さて 今日の写真 この暑さの中 かぼちゃの収穫が続く プッチーニなど ミニかぼちゃそれぞれ・・・今年はまずまずの収穫 かぼちゃは来年の3月ぐらいまで 貯蔵して徐々に出荷していく ただ 保存場所を取るだけに 古民家の大広間は今 かぼちゃだらけだ・・・

 今日は暑かった さすがに昼は一旦避難・・・・古民家の縁側で少し横になる さて夏といえば 熱中症・・・軽いものから 重くなれば命を落とす なので 油断は禁物 だいたい軽い症状はいつも体験しているけども ももとか膝に力がはいらなくなってきたら ちょっとやばい もちろん 水分はこまめに朝から補給しているのは 当然としても
どこか けいれんが起きてきたら もう仕事はやめたほうがいい すぐに 脇の下などを冷やすなどしないといけない・・・ さて そろそろ梅雨明けでいよいよ 夏がやってくる 畑は乾き 人間は干からびる それでも 農繁期がゆえ 心までは乾燥させるわけにはいかない・・・・種の発芽には湿り気がいるからね

 先日遭遇したこと・・・トラクターで畑から帰る途中 ふと見ると 前を自転車を引いた 背の低いおばあちゃんがとぼとぼと歩いている そして トラクターで追い越してふと見ると そのおばあちゃんは泥だらけだった あれま?と 思ったけども 田んぼの中で転んだのかな? と思っただけで 通り過ぎた その後すぐ 耕した畑へ道具を持って 軽トラで向かったわけだけども その おばあちゃんとまた遭遇 すると 頭から泥だらけで 体中も泥まみれ・・・ 自転車を引く姿はいかにもしんどそうだったので 横に止まって (おばあちゃんどこへ行くの?)と声をかける (5アyqt0kらbだべな~) と ほとんど何を言っているのかわからなかったけども 家に帰るということだけはなんとなくわかったので とにかく 自転車を後ろの荷台に乗せて おばあちゃんを 助手席に押し込む ほとんど 何を言っているのかわからないのだけども(方言なのかな?でも成田の方言って何?) 神社の方に家があるらしく 近くまで行って 右?左? と聞きながらようやく 家にたどり着く・・・でも 家には誰もいなかった 何度も僕に頭を下げて 家に上がって 何か食べさせようとしきりに誘うようなのだけども ひたすら辞退して 家を離れた・・・

 その大きな家に 誰もいず おばあちゃん一人で暮らしているわけではないと思うけども なんだか わびしさやさびしい感じが伝わってきて 親切なことをして良かった という満足感じゃなくて 無性に やるせない気持ちだった
田舎には こんな家は山ほどあるのだろう もう 高齢者ばかりで 村は維持できないという限界集落 それが この国には 数百とある 歳を取り最後の時が近づくその時に 人はいろんなことを 自分の人生を総括して感じるようになるその時を迎えて そうした老人の思いを聞くことなく 僕らは見ない様にしている 田舎には 死を迎える智恵がかつてはあった それが もう今は 失われている 老人たちは何も語らず この世から去っていく さびしい時代だ 高齢者を深いところから 尊敬して敬う雰囲気を失ったこの国は 最低だと思う・・・・ 

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