『旬の有機野菜セット』

バジルの生葉出荷 若手農家の集まり 女子高生

8月12バジル出荷

今日の写真 前回の出荷から バジルの生葉が入りました これ 出荷の際には 最後にしないと すべての野菜が バジルの匂いになってしまうので 手早くあまり触らない様にして袋詰めします でも この作業が終わって 段ボール箱を閉じて その後 ガソリンスタンドで 給油などをすると 僕のような原始人とほぼ変わらないおっさんがバジルの香ばしい匂いを放っているのを 給油しているおねえさんが 怪訝な顔をしているのを 僕は見逃さなかった・・・・(どうだい?ワイルドだろう?俺に惚れるなよ・・・惚れねえって)

 昨日の夜は 農家の集まりがあった このあたり 千葉北総台地の ほぼ新規就農者でだいたいが有機農業を志している 若い農家の集まり・・その数なんと100人! だいたいこのあたりの有名どころの若手農家はほぼ集結していたように思う 僕も メールで呼びかけられて夕方遅く行くと なんと 大盛り上がりですでに出来上がっていた・・・何人も 懐かしい顔や 数年ぶりの人と出会って 多少の会話も交わす・・・よくわからないうちに どこかのグループに入れられて 自己紹介がてら 自分の経営形態などを話す ま みなさんわりとこれからという方が多くて やる気まんまん まさに 新規就農はブームなのですな・・・でも いったいどれぐらいの人が生き残るのか・・ 僕は 自分のことを 話した際には (今後はどれだけ 農業という枠や世界を飛び出して 別の世界に行けるのか・・・)と話した もちろん 僕は畑は永遠に続ける でも 畑+アルファを模索している 会場は 熱気むんむんだったけど 僕の心は 冷えていた ・・・すでに 自分の中では 有機農業は過渡期を迎えている おそらく
その世界の中だけにいては 新しい世界は生まれない 今回 特に新たな刺激を受けることはなかった おそらく 
栽培技術以外のことでは 今後 農業という枠の中では それはもう ないのかもしれない・・・・
 
 今日の夕方 成田駅近くで人と会う 10代の女子高生が今日の相談相手 ま 特に占いということでもなかったのだけど 人づてに会って話をしたいとのこと・・・今の 10代がどんなことを考え 何を思っているのか 僕は興味があった そして 僕が今まで経験してきたこと どんな大人を見て来たのか・・・水商売時代にバイトで来ていた秀才は その後 有名大学教授に就任したこと そして マイナス50度の世界で自然を撮影する著名な写真家になった男の話 そして 僕自身の物語・・・(日本を出たい・・・)とぽつりとつぶやく そう 才能ある若い人の多くは すでに ネットもあるこの時代では グローバルスタンダードは 当たり前 物事の枠組み自体が国境を超えている
 積極的に 外国に行くことを勧める 本人の資質と この国の将来を考えれば どんどん出ていくべきだと思う
 そして 後のことは 僕のようなその場に踏み留まることしかできないぼんくらが頑張ればいいのだと思う
10年後の彼女の姿が垣間見えた そこには希望がある 新規就農者の話よりも 女子高生のとまどいやはにかんだ笑顔の方が 僕には刺激を受けた ま それは 俺が年をとったということなのか・・・・

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