コラム・百姓から見た世のつれづれ

白菜生育中 日本の戦後と天命とはなんぞや?

8月9白菜育つ

今日の写真 畑に植え付けた白菜です 今のところ多少虫に食われてますが まあ順調です 秋の作付けはこの暑さや虫・病気などなど 気を使います ハウスで苗を育てて 畑に植えて そこからが本当の勝負です 枯れない様に 注意深く見守ってやります・・・

 さて 昨日 今日とわりと涼しいですね 風が冷たく秋の気配が漂います 8月も上旬 待ったなしの仕事が続きます 朝は起きてすぐに畑に行きます 昼は飯と言うよりも アイスか何かを適当に買って体を冷やします 夜は 一日に一回は きちんとした食事を作って食べたいのですが まあ この時期は無理です これまた 適当なものを食べて終了 ご飯をきちんと坐って食べる余裕はもうないのですね・・

 今日は8月9 長崎原爆の日だ ラジオで大手の新聞社でも 扱いが小さいところが多いと問題提起していた
8月6 8月9 そして 8月15 さらに 昨年の 3月11 日本の戦後で忘れてはならない日・・・・関ヶ原の戦いに勝利した徳川家は その後400年の間 幕藩体制を敷きこの国を納めた そして時代が変わり 明治維新が起きて 富国強兵 強い国を目指して 太平洋戦争まで突っ走った そこで パイプくわえたマッカーサー引き入るアメリカ人がやってきて この国のシステムを変えた そしてひたすら 豊かさを目指して 働きに働いて 豊かになった
成長と発展 僕が生まれた昭和40年代から この国はまさに バラ色の未来が待っているという雰囲気がそこらじゅうにあふれていた そして バブルまで突っ走り 今は2012年 今年初めてこの国は 貿易赤字を抱える事態にまでなった・・・・ 戦後ずっと 一党支配だった自民党が下野して 今の民主党が政権を取った段階で おそらくは 発展を目指した日本の戦後は終わったのだと思う 成長するというのが国是だったこの国の前提はすべて 崩れ去った 昨年の3・11は そのことを 強烈に僕らにメッセージとして 放ったはずだ 今 求められているのは 戦後の日本のシステムを変えることだ 当然だけど それは あらゆる分野に及ぶわけで こて先でどうにかなるものではない その意味で 下から変えていく必要がある 政治や経済など 表側の上層部に変化が及ぶのは 最後になるわけで 今 既得権益を握っている連中が最後の抵抗勢力 幕末のおろおろする老中と同じだ あと 20~30年か・・・

 最近思うこと 天命とはなんぞや? 僕ももうすぐ 50歳になろうとしている 意味もわからず人としてこの世に生まれて 何のための誰のためのゲームなのかもわからず 目的さえもわからず 人生というレールを走っている
日常は常にあわただしくて じっくりと 自分の人生の意味を深めることもままならない・・・・おそらくは ほとんどの人がそうなのだと思う だけどだ だけど この日常の中で 一見単純な生活の繰り返しの中で 僕らは この世に生まれて来た目的を探る使命もまた 授かっている まったく皮肉なものだ 天から白いひげを生やした神様みたいなのが やってきて これこれが君の人生の目的じゃ がんばりたまえ と誰も言ってくれない 自分で見つけるしかないのですね そして この自分だけのゲームと先ほどの 今の世のゲームと しっかりとリンクしているわけですね そこに 天命という言葉がキーワードとなるわけですな うーむ しかして 答えはそう簡単には見つからないしかけになっているんですな これが・・・・

 

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