今日の写真　ちょっとだけ出荷している　かぼちゃ　長期保存用の白系かぼちゃです　例年だとこの２月にまとめて
がつんと出すのだけども　昨年　失敗してしまったために　あまり個数がない・・・うう　でも　品目少ないので　頑張って出します・・・

　膝がずっと痛いのだけども　それを庇って仕事をしているせいか　右の太ももがちっと変な感じ　うーん　この感じは何だろうか？と思い返すと　高校時代にやった　軽い肉離れ・・・の感じに近い　うーむ　やはり　寒い時期だと　筋肉もあったまらないせいか　いろいろと怪我が多いな　気をつけねば・・・さて　今日は朝からてっきり　大雪だと覚悟していて　部屋にこもって　事務仕事でもと思っていたけど　雨ばかり・・・ほっとする　ま　かなり雨の量が多かったので　しばらく畑に入れないのは一緒だけども　雪が溶けないよりはまし・・・今週末　じゃがいもをがつんと作づける予定なので良かった良かった・・・・

　今日のテーマ　都市生活者の田舎暮らしと　農家の都市進出論～その１　ま　僕が農業の世界に飛び込んだ１０年ちょっと前ぐらいは　第２次農業ブーム？　田舎暮らしに最初に目を向け始めた世代で　いわゆる　自給自足　オルタナティブな～田舎暮らし　半農半X　とかの流れで　都市→田舎　というベクトルが動きはじめた世代だ　ま　その流れの中の中心は　農業　というあくまでも　過酷な世界の話ではなくて　パーマカルチャーなどの　ひとつの世界を理想とする　理念先行の話が多かった　そのベクトルは　ロハス　と同じ　自分に向いているのですね・・・なので　そうした世界に理想を持つ人が　現実の田舎に行った場合　当然　実際の田舎で体験すること　今の日本の田舎に　そうしたものをあてはめようとして　無理が出てきて　失望や怒り　戸惑い・・・などなど　数年でそうした状況に陥る人は多い　そうした多くの人の前に立ちはだかる　ひとつの壁が①お金（資金）　だ　　かつての都市で稼いでいたものと同じ給与は得られない　そして　田舎には仕事がない　貯金はいつか底をつく　その中で　安定した毎月の稼ぎをどうするのか　猫の額ぐらいの家庭菜園で野菜が売れるほど　田舎は甘くない　そして　②時間の流れと感覚　－　意外にこれが馴染めなくて　田舎を撤退する人が多い　田舎には都市と違う時間が流れている　用は
自分の理想とする世界を田舎にあてはめようとすること自体　関心は自分に向いている　当然　都市の理論をそのまま　田舎に持ち込むわけで　周囲と摩擦が起きるのは明白・・・田舎は　血と地と縁戚関係　そして　ゆるやかな　
かんし　のシステムがあるので　そこをどうくぐるのかが　最初はわからない　自分と他人との距離の取り方が　根本的に　都市とは違うので　自分に関心がある＝オウム的な何かを　田舎の人は感じ取ると　防衛本能が働き　それがひいては　排除の方向へと動きはじめる・・・わけです　その　独特の間合い　がなじむのに　実は　時間がかかるのですね　①お金　②時間の流れ　この二つをクリアーして初めて　田舎で何かをする　というリングに立つことを許されるわけです　当然　農業も同じです　そして　これは　ハードルが高いのですね　

　さて　僕の場合　田舎でなんとか頑張ってやってきて　基盤ができつつあります　そして　来年　カフェをオープンさせるべく　動きはじめました　そう　今度は　田舎→都市　という流れが僕の中でできつつあります　ベースはあくまでも　田舎　畑です　ただ　外貨獲得と表現　として　都市　というものに　もう一度　アプローチしようと思うわけです　僕から見ると　都市　－　田舎　そのどちらも利点も欠点もあります　そこを　うまく融合させられないか？　と思っているわけです　ただ単に　売り先のひとつ　として　都市を考えるのではなくて　田舎で生きている人間が　どのようにして　都市とアプローチするのか？というのは　とても意義のあることだと思っています　そして　そこには　都市に生きる人が　田舎に理想やロマンを求めるよりも　より　深い何かがあるように　僕は思います　僕には　田舎に理想やロマンはありません　電車に揺られて会社に行くのに　何らロマンを持たない都市生活者と同じで　畑や大地は　僕にとって　命と同じ職場です　そして　都市にも　いまさら甘い理想などもありません　ただ　畑とは違う　何か緊張する自分を試す場として　大事なひとつの場所なんだな　ということを　ここ数年　野菜を売りに行ったり　何か　農業系のイベントなどに参加して　思うようになりました・・・・・井の中の蛙・・・農業者には耳の痛い言葉でしょう　僕自身　そうなっている部分は多々あるでしょう　そこに　客観的な評価として　都市のドアを叩かせていただこう　と思っているのが　カフェオープンに繋がります・・・・　てことで　古民家改修も　今年の大きなテーマ　そして　作付けである畑　カフェオープン　と　この時点で　すでに　頭がパンパンであります・・・はや　２月・・・いやはや　時が過ぎ去るのに負けじと頑張っていきたいと思います・・・・